【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化が一段と進み、雇用・所得環境の改善も追い風に緩やかな回復基調が続いておりますが、資源価格の高騰や円安の進行等による物価上昇が継続しており、先行きは不透明な状況にあります。当パチンコ・パチスロ業界では、スマート遊技機の導入が進み、スマートパチスロ機においては、多くの新規タイトルの発売とともにヒット機種も登場し、稼働向上に大きく貢献していることから、普及が本格化しております。一方、スマートパチンコ機においては、現行機とのゲーム性の差別化が課題となっており、試行錯誤の中で一部機種において成功事例はあるものの、本格的な普及にはまだ時間を要するものと思われます。このような状況の中、当社グループでは、パチンコ機においては8月に導入した「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」を5万台販売したほか、新規タイアップ機「フィーバー炎炎ノ消防隊」の販売、2021年12月の発売以降、今なおロングラン稼働を記録している「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」の再販を重ねるなど、順調に販売台数を伸ばすことができました。一方、パチスロ機においては、「パチスロ 炎炎ノ消防隊」及びスマートパチスロ機「パチスロ からくりサーカス」が共に1万台を超える販売となり、導入後のファン人気を獲得し稼働実績を積み上げることができました。加えて、10月に市場投入を行った「L エヴァンゲリオン~未来への創造~」が当第2四半期に売上計上されたこともあり、スマートパチスロ機を中心に販売台数を伸ばすことができました。以上の結果、売上高1,161億円(前年同四半期比66.1%増)、営業利益454億円(同72.1%増)、経常利益458億円(同70.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益327億円(同53.9%増)となりました。セグメント別の経営成績は次のとおりであります。①パチンコ機関連事業パチンコ機関連事業につきましては、売上高821億円(前年同四半期比30.3%増)、営業利益365億円(同29.1%増)、販売台数167千台(前年同四半期は144千台)となりました。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバー炎炎ノ消防隊」(2023年4月)、「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」(2023年8月)、Bistyブランドの「コードギアス 反逆のルルーシュ Rebellion to Re;surrection」(2023年5月)、JBブランドの「フィーバークィーンⅡ 30th ANNIVERSARY EDITION」(2023年7月)であります。
②パチスロ機関連事業パチスロ機関連事業につきましては、売上高216億円(前年同四半期比356.4%増)、営業利益114億円(同1,004.8%増)、販売台数48千台(前年同四半期は10千台)となりました。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「パチスロ 炎炎ノ消防隊」(2023年5月)、「パチスロ からくりサーカス」(2023年7月)、Bistyブランドの「L エヴァンゲリオン~未来への創造~」(2023年10月)の3タイトルであります。③補給機器関連事業補給機器関連事業につきましては、売上高122億円(前年同四半期比481.9%増)、営業利益11億円(前年同四半期は4百万円の営業利益)となりました。④その他その他につきましては、売上高1億円(前年同四半期比97.5%増)、営業利益74百万円(同1,025.7%増)となりました。
(財政状態)当第2四半期連結会計期間末の総資産は3,626億円であり、前連結会計年度末と比べ33億円減少しました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が143億円、現金及び預金が116億円、有償支給未収入金(流動資産「その他」に含む)が17億円、原材料及び貯蔵品が7億円それぞれ増加となりましたが、有価証券が300億円、商品及び製品が19億円それぞれ減少したことによるものであります。負債は524億円であり、前連結会計年度末と比べ32億円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が21億円、未払金(流動負債「その他」に含む)が17億円それぞれ増加となりましたが、未払法人税等が74億円減少したことによるものであります。純資産は前連結会計年度末と比べ88百万円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を327億円計上した一方、自己株式の取得277億円、配当金の支払い52億円を計上したことによるものであります。この結果、純資産は3,101億円となり、自己資本比率は0.8ポイント増加し、85.1%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ133億円減少し、2,392億円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間に比べ106億円増加し、161億円の資金の収入となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益462億円、未払金の増加額(営業活動によるキャッシュ・フロー「その他」に含む)24億円であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額187億円、売上債権の増加額143億円によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間に比べ3百万円増加し、35億円の資金の収入となりました。収入の主な内訳は、有価証券の償還による収入300億円、投資有価証券の売却による収入5億円であり、支出の主な内訳は、有価証券の取得による支出250億円、有形及び無形固定資産の取得による支出17億円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間に比べ293億円減少し、329億円の資金の支出となりました。収入の主な内訳は、自己株式の売却による収入15億円であり、支出の主な内訳は、自己株式の取得による支出293億円、配当金の支払額52億円によるものであります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は71億円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
