【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ウィズコロナに向けた新たな段階への移行が進められる中、水際対策や行動制限の緩和により経済正常化が進展し、景気の持ち直しが期待されておりますが、資源価格の高騰や円安の進行等による物価上昇を背景に、先行きは不透明な状況にあります。当パチンコ・パチスロ業界では、依然として続く電子部品等の調達難が、遊技機メーカーの足かせとなり、パチンコ・パチスロ遊技機の総販売台数に影響を与える状況となっております。一方、新規則機移行後、低迷を続けていたパチスロ市場においては、ゲーム性が拡充された新基準機6.5号機が本格的に普及し始め、パーラーの期待に応える稼働を見せており、パチスロ市場の好転に大きく貢献しております。さらに、11月にはスマートパチスロの登場も控えており、パチスロ市場の景況改善がより進んでいくことが期待されます。当社グループでは、近年投入した商品の稼働実績に伴うブランド力の向上により当社グループ商品の注目度が向上する中、当第2四半期連結累計期間において販売した商品は総じて多くの引き合いをいただき、出来る限り多くの需要に対応できるよう、部材確保に全力で取り組みました。この結果、近年にないペースで販売台数を積み上げ、販売シェアを大きく伸ばすことができました。以上の結果、売上高699億円(前年同四半期比149.3%増)、営業利益264億円(同806.4%増)、経常利益268億円(同687.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益については、投資有価証券の売却による特別利益の計上もあり213億円(同365.7%増)となりました。セグメント別の経営成績は次のとおりであります。①パチンコ機関連事業パチンコ機関連事業につきましては、売上高630億円(前年同四半期比145.5%増)、営業利益282億円(同334.9%増)、販売台数144千台(前年同四半期は60千台)となりました。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバーからくりサーカス」(2022年8月)、「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」(2022年9月)、Bistyブランドの「宇宙戦艦ヤマト2202 -ONLY ONE-」(2022年7月)であります。
②パチスロ機関連事業パチスロ機関連事業につきましては、売上高47億円(前年同四半期比320.0%増)、営業利益10億円(前年同四半期は14億円の営業損失)、販売台数10千台(前年同四半期は2千台)となりました。販売タイトルは、SANKYOブランドの「パチスロ アクエリオン ALL STARS」(2022年7月)の1タイトルであります。③補給機器関連事業補給機器関連事業につきましては、売上高20億円(前年同四半期比80.5%増)、営業利益4百万円(前年同四半期は45百万円の営業損失)となりました。④その他その他につきましては、売上高91百万円(前年同四半期比4.8%減)、営業利益6百万円(同60.3%減)となりました。
(財政状態)当第2四半期連結会計期間末の総資産は3,192億円であり、前連結会計年度末と比べ100億円増加しました。これは主に、投資有価証券が30億円、商品及び製品が17億円、有償支給未収入金(流動資産「その他」に含む)が15億円それぞれ減少となりましたが、受取手形、売掛金及び契約資産が70億円、現金及び預金が52億円、原材料及び貯蔵品が29億円、繰延税金資産(投資その他の資産「その他」に含む)が11億円それぞれ増加したことによるものであります。負債は325億円であり、前連結会計年度末と比べ65億円減少しました。これは主に、未払法人税等が46億円、未払金(流動負債「その他」に含む)が13億円それぞれ増加となりましたが、電子記録債務が104億円、支払手形及び買掛金が23億円それぞれ減少したことによるものであります。純資産は前連結会計年度末と比べ165億円増加しました。これは主に、配当金の支払い29億円、その他有価証券評価差額金が13億円減少、自己株式の取得7億円を計上した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益を213億円計上したことによるものであります。なお、2022年5月12日開催の取締役会において決議された、会社法第178条の規定に基づく自己株式の消却につきましては、2022年5月31日に実施しております。この結果、純資産は2,867億円となり、自己資本比率は2.4ポイント増加し、89.2%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ52億円増加し、2,233億円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間に比べ7億円増加し、54億円の資金の収入となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益301億円であり、支出の主な内訳は、仕入債務の減少額125億円、売上債権の増加額70億円、法人税等の支払額38億円によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間に比べ52億円減少し、35億円の資金の収入となりました。収入の主な内訳は、有価証券の償還による収入300億円、投資有価証券の売却による収入44億円であり、支出の主な内訳は、有価証券の取得による支出300億円、有形及び無形固定資産の取得による支出11億円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間に比べ9億円増加し、36億円の資金の支出となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額29億円、自己株式の取得による支出7億円によるものであります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は64億円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 生産、受注及び販売の状況当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績が著しく増加しております。これは主に、前期販売のパチンコ機が市場を牽引する好調な稼働を見せ、追加販売を実施するなど、当社グループのブランド力が向上した結果、当第2四半期連結累計期間におきましても生産、受注及び販売の実績が順調に推移したことによるものであります。
(生産実績)当第2四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
金額(百万円)
前年同四半期比(%)
パチンコ機関連事業
61,417
200.2
パチスロ機関連事業
4,999
387.4
補給機器関連事業
2,099
180.5
合計
68,515
206.8
(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 金額は、販売価格によっております。
(受注実績)当第2四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
受注高(百万円)
前年同四半期比(%)
受注残高(百万円)
前年同四半期比(%)
パチンコ機関連事業
55,696
194.9
2,793
38.3
パチスロ機関連事業
4,753
2,591.1
1
38.8
補給機器関連事業
2,329
161.9
431
88.4
合計
62,779
207.9
3,226
41.4
(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 金額は、販売価格によっております。
(販売実績)当第2四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
金額(百万円)
前年同四半期比(%)
パチンコ機関連事業
63,021
245.5
パチスロ機関連事業
4,751
420.0
補給機器関連事業
2,099
180.5
その他
91
95.2
合計
69,963
249.3
(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。
