【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。 (1)
財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年9月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の進展に伴う行動制限の緩和等により、段階的な経済活動の再開と共に回復の途上にありますが、ウクライナ情勢の長期化に伴う原油や原材料価格の高騰、急激な円安進行など、景気の先行きは不透明な状況が続いております。当社グループの主要顧客であります流通小売業におきましても、消費者の購買行動が新型コロナウイルス感染症拡大前の状態に徐々に戻り始めた一方で、急激な物価上昇に伴い低価格志向などの根強い生活防衛意識が一層高まるなど、厳しい経営環境が続いております。このような状況のもと、当社グループは成長戦略として、チェーンストア産業を変革する新たな価値を創造するために「棚卸会社からリテイルサービス会社への事業転換」「グループの柱となる新たな事業の創出」「展開地域をアジアから世界へ拡大」を中期方針として掲げ、事業活動を行ってまいりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高12,281百万円(前年同四半期比3.2%減)、営業利益1,227百万円(前年同四半期比32.6%減)、経常利益1,297百万円(前年同四半期比30.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益819百万円(前年同四半期比29.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、以下の通りであります。 Ⅰ
国内棚卸サービス 国内棚卸サービスは、新規案件の獲得や実施店舗数の増加など売上増加要因はあったものの、一部顧客における棚卸回数の減少および商品在庫数量の減少、料率の見直しなどの影響により、減収となりました。営業利益では、従業員の処遇改善による賃金の増加に加え、エネルギー価格の高騰などによる経費の増加、売上減少の影響により、減益となりました。売上高は7,517百万円(前年同四半期比5.0%減)、セグメント利益は1,060百万円(前年同四半期比25.5%減)となりました。
Ⅱ
リテイルサポートサービスリテイルサポートサービスは、商品補充サービスと店舗改装サービスにおいて既存顧客からの受注店舗数は回復しつつあるものの、昨年度において新型コロナウイルス感染症対策の一環で実施しておりました自治体による飲食店営業状況確認調査業務が終了したことが影響し、減収となりました。 営業利益では、従業員の処遇改善による賃金の増加、売上減少の影響により、減益となりました。売上高は3,802百万円(前年同四半期比1.8%減)、セグメント利益は294百万円(前年同四半期比43.7%減)となりました。
Ⅲ
海外棚卸サービス 海外棚卸サービスは、中国のゼロコロナ政策の影響により進出地域である上海・北京・広州での事業活動の縮小を余儀なくされましたが、東アジア地域での既存顧客の受注店舗数の増加、アセアン地域での行動制限の緩和による既存顧客からの受注回復に加え、為替変動の影響もあり、増収となりました。 営業利益では、人件費および事業活動に伴う移動経費等の増加により、損失額は増加しました。売上高は961百万円(前年同四半期比7.1%増)、セグメント損失は156百万円(前年同四半期は133百万円のセグメント損失)となりました。
当社グループの売上高の特徴として、国内棚卸サービスの閑散期である第1四半期連結会計期間および第3四半期連結会計期間の売上高は減少し、国内の主要な顧客であります流通小売業界の決算が集中する第2四半期連結会計期間および第4四半期連結会計期間は繁忙期となり売上高が増加する傾向があります。
財政状態は、以下のとおりであります。
(資産) 当第2四半期連結会計期間末における資産合計は25,031百万円(前連結会計年度比2.4%増)となりました。これは、主として現金及び預金が増加したことによるものです。(負債) 当第2四半期連結会計期間末における負債合計は3,689百万円(前連結会計年度比10.5%増)となりました。これは、主として未払法人税等が増加したことによるものです。(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は21,342百万円(前連結会計年度比1.1%増)となりました。これは、主として配当金の支払いにより利益剰余金が減少したものの親会社株主に帰属する四半期純利益獲得により利益剰余金が増加したことによるものです。
(2)
キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、14,880百万円(前年同四半期比1,976百万円増)となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー 当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は、1,457百万円(前年同四半期比168.5%増)であります。その主な内訳は、収入要因として税金等調整前四半期純利益が1,295百万円、売上債権の減少額が297百万円、支出要因として法人税等の支払額が185百万円であります。②投資活動によるキャッシュ・フロー 当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、45百万円(前年同四半期は235百万円獲得)であります。その主な内訳は、収入要因として定期預金の払戻による収入が166百万円、有価証券の償還による収入が200百万円、支出要因として定期預金の預入による支出が180百万円、投資有価証券の取得による支出が210百万円であります。③財務活動によるキャッシュ・フロー 当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、647百万円(前年同四半期比28.8%減)であります。これは、主として配当金の支払額が671百万円によるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
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