【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社グループの事業は創薬事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
新型コロナウイルス感染拡大による当第2四半期連結累計期間における経営成績等への重要な影響はありません。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間において、当社グループは新薬の継続的な創出と開発パイプラインの拡充を目指し、研究開発活動を推進いたしました。
上市品(緑内障治療剤「グラナテックⓇ点眼液0.4%」、緑内障治療剤「グラアルファⓇ配合点眼液」、眼科手術補助剤「DW-1002」(単剤及び配合剤))については、ライセンスアウト先において順調に販売されております。
開発パイプラインについては、フックス角膜内皮変性症治療剤「K-321」が昨年開始された米国第Ⅲ相臨床試験に続き、3月にグローバル第Ⅲ相臨床試験が開始されました。また、神経疼痛治療薬「DW-5LBT」は3月に再申請を行い、5月にFDAに申請受理されました。さらに、眼科手術補助剤「DW-1002」は5月に中国に承認申請いたしました。なお、「DW-1002」の配合剤は、米国でオーファンドラッグ指定を受けましたので、今後は、FDAと協議を進める予定です。当社においては、緑内障治療剤「H-1337」及び再生医療用細胞製品「DWR-2206」を中心に開発を進めております。
研究プロジェクトについては、眼科関連疾患を中心に新薬候補化合物の探索のための研究開発活動及び他社との共同研究を推進いたしました。
以上の結果、売上高については、各上市品のロイヤリティ収入等により、合計187百万円(前年同期比10.6%減)を計上し、売上原価に14百万円(前年同期比12.0%増)を計上しました。
販売費及び一般管理費については、431百万円(前年同期比31.0%増)となりました。その内訳は、研究開発費が「H-1337」及び「DWR-2206」の開発費用の増加等により294百万円(前年同期比47.5%増)、その他販売費及び一般管理費が人員増加に伴う人件費の増加等により136百万円(前年同期比5.5%増)となりました。
これらにより、営業損失は258百万円(前年同期営業損失132百万円)、経常損失は254百万円(前年同期経常損失118百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は247百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失110百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末から135百万円減少し、2,820百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末から118百万円減少し、2,540百万円となりました。主な要因は、貯蔵品が61百万円増加した一方で、現金及び預金が99百万円、売掛金が67百万円減少したこと等によるものです。固定資産は、前連結会計年度末から17百万円減少し、279百万円となりました。主な要因は、契約関連無形資産が20百万円減少したこと等によるものです。
負債は、前連結会計年度末から83百万円減少し、999百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末から4百万円減少し、207百万円となりました。固定負債は、前連結会計年度末から79百万円減少し、792百万円となりました。この要因は、長期借入金が31百万円増加した一方で、転換社債型新株予約権付社債が110百万円減少したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末から52百万円減少し、1,820百万円となりました。主な要因は、転換社債型新株予約権付社債の転換及び新株予約権の行使等により資本金及び資本剰余金が各々101百万円増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が247百万円減少したこと等によるものです。
この結果、自己資本比率は64.2%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ99百万円減少し、2,235百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は142百万円(前年同期は130百万円の支出)となりました。これは主に売上債権の減少額67百万円及び未払金の増加額60百万円があった一方で、税金等調整前四半期純損失254百万円があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は3百万円(前年同期は4百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出3百万円があったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は46百万円(前年同期は76百万円の支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出60百万円があった一方で、新株予約権の行使による株式の発行による収入75百万円及び長期借入れによる収入31百万円があったこと等によるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略について重要な変更はありません。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は294百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、各上市品(緑内障治療剤2品、眼科手術補助剤2品)のロイヤリティ収入等により、合計187百万円を計上しました。
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