【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染対策の行動緩和などを受けた需要回復の動きがみられたものの、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による原材料価格高騰が続き、世界的なインフレ、急激な円安など、不透明感は強く経済全体での先行きは依然として厳しい状況にあります。
この経営環境下、当社グループは中期経営計画において、「変革への挑戦」を掲げ、「DX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめとした新たな市場の開拓」「既存事業の周辺市場への展開」「リカーリングビジネスの推進」「優秀な人材の採用・育成」の4つの基本方針を推進することで、データ・インテグレーション(データ連携)の領域においてリーダーとなり、企業のDXに大きな貢献を果たすことを目標としております。
中期経営計画の2年目となる当連結会計年度は、持続的な成長の実現に向け、新しいサービス・価値を提供し続けるため、「新規ビジネス:DX実現への挑戦」「既存ビジネス:収益の最大化」「コストの最適化(戦略的投資)」「企業力強化の取り組み」の4つの重点施策を推進しております。
当第2四半期連結累計期間は、ACMS ApexにRACCOONを標準搭載したデータ連携基盤向けアドバンストエディションの積極的な拡販に加え、2022年10月31日に発売の電子インボイス制度に対応したWeb-EDIシステム基盤ACMS Web Framerの開発及び販売準備としてのセミナー開催・展示会出展などを進めてまいりました。また、自治体情報システムの標準化を背景に株式会社シナジーの事例化など積極的な事例公開も行い、市場拡大を推進しています。さらに新規ビジネス創出を担うNP開発室においては、製品のプロトタイプを作成、様々な角度から市場ニーズを踏まえた検証を行っており、新市場に向けた製品を鋭意開発中です。継続実施しておりますサブスクリプション販売強化は順調に推移しており、2022年9月単月のサブスクリプション売上高は、2021年3月単月の売上高のおよそ2.5倍まで伸長いたしました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,214百万円(前年同四半期比7.2%増)、営業利益255百万円(前年同四半期比24.9%増)、経常利益266百万円(前年同四半期比23.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益184百万円(前年同四半期比26.0%増)となりました。
当社グループは、ソフトウェア関連事業の単一セグメントであり、売上区分別の状況は、次のとおりであります。
① リカーリング ※1
売上高総額は、884百万円(前年同四半期比10.0%増)となりました。
これは、サブスクリプション売上、メンテナンス売上が共に堅調に推移したことが主な要因であります。
② パッケージ ※2
売上高総額は、321百万円(前年同四半期比0.2%増)となりました。
これは、売り切り型からサブスクリプション型の販売形態へ戦略的に移行させた一方で、引き合いが堅調に推移したことが主な要因であります。
③ サービスその他
売上高総額は、7百万円(前年同四半期比5.6%増)となりました。
これは、ソフトウェア製品販売に付随するサービスの提供等が増加したことが要因であります。
※1 リカーリング売上とは継続的なサービス提供から得られる収益のこと。パッケージのメンテナンス売上とサブスクリプション売上などを含んでおります。
※2 パッケージ売上とは売り切りの収益のこと。当連結会計年度より、従来の「ソフトウェア」を「パッケージ」に名称変更しております。当該変更は名称変更のみであり、その内容に与える影響はありません。
(財政状態の状況)
当第2四半期連結会計期間末の財政状態の分析は、以下のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産の残高は、前連結会計年度末に比べ176百万円増加して5,060百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加14百万円、売掛金の減少3百万円、その他流動資産の増加10百万円、投資その他の資産の増加167百万円によるものです。
(負債)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ42百万円増加して1,088百万円となりました。これは主に、前受金の増加180百万円、未払法人税等の減少36百万円、賞与引当金及び役員賞与引当金の増加42百万円、その他流動負債の減少138百万円によるものです。
(純資産)
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ134百万円増加して3,972百万円となりました。これは、利益剰余金の増加52百万円、その他有価証券評価差額金の増加71百万円によるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期から137百万円増加し3,725百万円となりました。なお、前連結会計年度末に比べ14百万円の増加となっております。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は253百万円(前年同四半期は270百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益266百万円、売上債権の減少3百万円、未払金の減少119百万円、前受金の増加180百万円、賞与引当金及び役員賞与引当金の増加42百万円等があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は105百万円(前年同四半期は9百万円の使用)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出3百万円、投資有価証券の取得による支出100百万円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は133百万円(前年同四半期は133百万円の使用)となりました。これは、配当金の支払額130百万円、リース債務の返済による支出2百万円があったことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の金額は、137百万円(前年同期比36.7%増)であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しに重要な変更はありません。
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