【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、コロナ禍の終息に伴いサービス分野の需要に回復が見られた反面、巣ごもり需要の反動減から財の生産が低調となり、米国は底堅く推移したものの、中国は減速基調となりました。
わが国におきましては、個人消費は増加基調となったものの、輸出が外需の低迷を背景に弱含みで推移したことから、回復の動きは緩やかなものとなりました。
そのような環境下、エレクトロニクス市場におきましては、半導体不足の緩和により自動車向け需要は堅調に推移したものの、スマートフォンやパソコン等の需要減に伴い供給制約下で積み上がった在庫の調整が長引いたことを主因に、電子部品需要は総じて停滞基調となりました。
こうした状況のなかで、当社グループにおきましては、付加価値率の高い新分野への拡販を図る一方、生産効率の改善に努めました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が20,863百万円(前年同期比△11.2%)、営業利益は1,101百万円(同△26.3%)となりました。また、円安進行に伴い為替差益691百万円を計上したことから、経常利益は1,865百万円(同△23.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,511百万円(同△16.1%)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
①電子部品
電子部品は、情報通信機器や家電の需要不振からセットメーカーにおける在庫調整が長期化したことにより抵抗器等の受注が停滞したことおよびモジュール製品の受注がパネル向けに減少したことから、売上高20,357百万円(前年同期比△11.4%)、営業利益1,644百万円(同△17.2%)となりました。
②金型・機械設備
金型・機械設備は、機械設備の売上が増加したものの、金型がアミューズメント向けを主体に減少したことから、売上高361百万円(同△3.8%)、営業利益23百万円(同△9.4%)となりました。
③その他
その他は、商品仕入及び不動産業等にかかる事業であり、売上高275百万円(同△11.2%)となり、営業利益50百万円(同△8.9%)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末は、前連結会計年度末に比べ、総資産は、売上債権および棚卸資産が減少したものの、現金及び預金が増加したことなどから236百万円の増加となり、負債は仕入債務の減少、借入金の純減などから1,705百万円の減少となりました。
純資産は前連結会計年度末に比べ、1,942百万円の増加となりました。うち、株主資本は、親会社株主に帰属する四半期純利益により1,511百万円増加し、剰余金の配当により460百万円減少した他、子会社の新規連結により130百万円増加し、自己株式の取得等により195百万円減少したことから986百万円の増加となり、その他の包括利益累計額は、アジア通貨高円安による為替換算調整勘定の増加を主因に956百万円の増加となりました。
キャッシュ・フローの状況につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー3,464百万円、投資活動によるキャッシュ・フロー△136百万円、財務活動によるキャッシュ・フロー△985百万円となり、現金及び現金同等物の当四半期末残高は前連結会計年度末に比べ2,813百万円増加し、9,066百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、388百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
