【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、2025年3月期を最終年度とした第八次中期経営計画(RISO Vision 25)を策定し、『インクジェット事業を拡大するとともに顧客志向に基づく販売企画体制を構築する』を中期的な経営目標に掲げて運営しております。
当第1四半期連結累計期間の業績は、前年同期と比べ減収減益となりました。
売上高は167億8千7百万円(前年同期比2.7%減)、営業利益は9億2百万円(同33.5%減)、経常利益は12億6千3百万円(同24.2%減)、特別利益に退職給付制度改定益4億3千2百万円を計上したことから親会社株主に帰属する四半期純利益は10億4千8百万円(同11.0%減)となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間の期中平均為替レートは、1米ドル137.37円(前年同期比7.80円の円安)、1ユーロ149.47円(同11.35円の円安)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりです。
・印刷機器事業
当社グループは、印刷機器事業として、高速カラープリンター「オルフィス」を主としたインクジェット事業とデジタル印刷機「リソグラフ」を主とした孔版事業を行っております。
印刷機器事業は、当第1四半期連結累計期間において、為替の円安影響があったものの、売上高は163億5千9百万円(前年同期比3.1%減)、セグメント利益は7億5千3百万円(同38.1%減)と前年同期と比べ減収減益となりました。日本で2023年4月からの価格改定に伴う前倒し需要が前期末にあり、その反動により販売が減少したことが主な要因です。
日本では、インクジェット事業及び孔版事業の売上が前年同期を下回りました。海外ではインクジェット事業の売上が前年同期を上回りましたが、孔版事業の売上は前年同期を下回りました。日本の売上高は78億2千2百万円(同5.1%減)、米州の売上高は13億円(同3.3%増)、欧州の売上高は41億円(同5.9%増)、アジアの売上高は31億3千6百万円(同10.3%減)となりました。
・不動産事業
当社グループは、不動産事業として、ビルの賃貸を行っております。
不動産事業の売上高は、2億6千7百万円(前年同期比2.3%減)、セグメント利益は1億9千3百万円(同5.1%減)となりました。
・その他
当社グループは、上記の報告セグメントの他、プリントクリエイト事業とデジタルコミュニケーション事業を行っております。
その他の売上高は、1億6千万円(前年同期比49.2%増)、セグメント損失は4千4百万円(前年同期は6千4百万円のセグメント損失)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末に比べ以下のとおりとなりました。
総資産は36億2千8百万円減少し811億4千5百万円となりました。また、純資産は18億2千9百万円減少し624億6千6百万円となりました。
主な増減内容は、資産の部では、受取手形及び売掛金35億8百万円が減少しました。負債の部では、未払法人税等10億6百万円、賞与引当金7億5千4百万円がそれぞれ減少しました。純資産の部では、利益剰余金96億4百万円、自己株式66億4千4百万円がそれぞれ減少し、為替換算調整勘定9億9千9百万円が増加しました。
この結果、自己資本比率は1.1ポイント増加し77.0%となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、11億4千7百万円です。研究開発活動は主に印刷機器事業によるものです。
