【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況当第1四半期連結累計期間における電子部品業界は、部品不足によるグローバルなサプライチェーンの混乱は収束に向かい始めたものの、中国をはじめとする消費市場の景気低迷が継続するとともに、材料価格やエネルギー価格が高止まりの中、厳しい事業環境となりました。このような状況の中当社グループでは、受注面では横這いで推移しました。販売面では、為替が円安で推移したことから車載向け基板の売上が増加しました。スマートフォン向け基板は付加価値が高いハイエンドモデル向け案件が増加基調で推移しているものの、スマートフォンの需要低迷が継続していることから大きく減少しました。EMS事業は好調に推移しました。利益面では、固定費の削減に努めたものの受注減に伴う稼働率低下による損失に加え、FCNT株式会社向けスマートフォン基板の棚卸資産及び売掛金に対して、棚卸資産評価損(売上原価)及び貸倒引当金繰入額(販売費及び一般管理費)として約8億円を計上したことから、前年同期を下回る結果となりました。以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、41,588百万円(前年同期比3.9%増)と前年同期に比べ1,577百万円の増収となりました。損益面では、営業利益が907百万円(前年同期比67.7%減)、経常利益が2,923百万円(前年同期比43.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2,262百万円(前年同期比42.8%減)となりました。
② 財政状態の状況(資産)当第1四半期連結会計期間末の資産は221,016百万円となり、前連結会計年度末に比べ18,621百万円増加しました。流動資産において、現金及び預金が4,724百万円増加、受取手形及び売掛金が2,648百万円減少、電子記録債権が4,852百万円増加、流動資産のその他が1,661百万円増加、固定資産において、有形固定資産が9,442百万円増加が主な要因であります。(負債)当第1四半期連結会計期間末の負債は129,627百万円となり、前連結会計年度末に比べ11,707百万円増加しました。流動負債において、支払手形及び買掛金が3,487百万円増加、短期借入金が4,093百万円増加、流動負債のその他が3,661百万円増加、固定負債において、長期借入金が1,083百万円増加が主な要因であります。(純資産)当第1四半期連結会計期間末の純資産は91,389百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,913百万円増加しました。利益剰余金が1,383百万円増加、為替換算調整勘定が5,640百万円増加が主な要因であります。
(2) 経営方針・経営戦略等当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,312百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
