【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
2023年4月1日から9月30日までの6ヶ月間(以下、当第2四半期)におけるわが国経済は、インバウンドの需要回復に後押しされ経済活動の正常化が一段と進んだものの、混迷が続くウクライナ情勢や、物価高の影響などから、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況の下、当社企業グループの事業拠点である新潟港全体の貨物取扱量は、前年同四半期比で減少しました。当社企業グループの主力である運輸部門の貨物取扱量は、コンテナ貨物の増加により、全体では前年同四半期比で微増となりましたが、減収減益となりました。ホテル事業部門につきましては、コロナ禍の影響から脱し、前年同四半期比で増収増益となりました。
この結果、当第2四半期の当社企業グループの売上高は65億3千5百万円(前年同四半期比0.4%の減収)、営業利益は6千6百万円(前年同四半期比26.3%の増益)となりました。また、経常利益は助成金収入の減少などにより1億4千8百万円(前年同四半期比29.4%の減益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、土地の売却等で固定資産売却益1億4千4百万円を計上したことなどにより2億3千8百万円となりましたが、前年同四半期比で46.6%の減益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(運輸部門)
新潟港の貨物取扱量が前年同四半期比で減少した中、同部門の貨物取扱数量は、一般貨物は減少したものの、コンテナ貨物は増加し、前年同四半期比で1.9%増加の283万6千トンとなりました。
港湾運送事業については、主要貨物である素材原料の需要の減少や荷主の工場の定期修繕の長期化などにより荷動きが悪く、当社の取扱数量は減少しました。また、フォワーディング事業に関しても、海上コンテナ運賃の市況が落ち着き、海上運賃の水準が前年同四半期比で下降した影響から収入単価が下がったことなどにより、売上高は前年同四半期比で減収となりました。また利益面では、物価上昇に伴う下払費や人件費の増加などにより、前年同四半期比で減益となりました。この結果、同部門の売上高は48億3千2百万円(前年同四半期比6.3%の減収)、8千万円のセグメント損失(前年同四半期は3千万円のセグメント利益)となりました。
(不動産部門)
不動産賃貸の大口契約の減少などが影響し、売上高は1億1千5百万円(前年同四半期比12.8%の減収)、セグメント利益は5千7百万円(前年同四半期比11.4%の減益)となりました。
(ホテル事業部門)
今年の5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行し、社会経済活動の正常化が一段と進んだことなどを背景に、第1四半期に引き続き、ホテル需要は回復基調で推移しました。宿泊部門は、新潟市内の各種イベント等の効果などにより好調を維持し、宴会部門も法人利用の増加により収支は大きく改善いたしました。この結果、同部門の売上高は10億7千8百万円(前年同四半期比32.6%の増収)、セグメント利益は4千5百万円(前年同四半期は7千7百万円の損失)となりました。
(関連事業部門)
建設機械整備、木材リサイクル、商品販売が堅調に推移した結果、同部門の売上高は5億3千5百万円(前年同四半期比10.5%の増収)、セグメント利益は4千3百万円(前年同四半期比23.1%の増益)となりました。
②財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産の部は、前連結会計年度末と比べて15億9百万円増加し、384億7千2百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金の増加などにより流動資産が5億2千1百万円増加し、また、有形固定資産及び無形固定資産は減価償却など2億5百万円減少した一方で、投資有価証券が時価上昇等により11億7千9百万円増加したことなどにより、固定資産が9億8千4百万円増加したことによるものであります。
負債の部は、前連結会計年度末と比べて5億9百万円増加し、214億2千6百万円となりました。この主な要因は、リース債務を除く有利子負債残高が1億8千1百万円減少した一方、繰延税金負債が投資有価証券の時価上昇などにより3億1千2百万円増加したほか、賞与引当金なども増加したことによるものであります。
純資産の部は、前連結会計年度末に比べて9億9千9百万円増加し、170億4千5百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金の増加1億5千7百万円、その他有価証券評価差額金の増加8億4千3百万円などによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、営業活動によるキャッシュ・フローが8億7千3百万円の収入超過、投資活動によるキャッシュ・フローが5千1百万円の収入超過、財務活動によるキャッシュ・フローが3億2千6百万円の支出超過となった結果、前連結会計年度末より5億9千9百万円増加し、13億3千3百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純利益、減価償却費、その他負債の増加額などの資金の増加要因が、有形固定資産売却益や法人税等の支払額などの資金の減少要因を上回り、8億7千3百万円の収入超過(前年同四半期比468.3%の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
主に有形固定資産の売却による収入などの資金の増加要因により、5千1百万円の収入超過(前年同四半期比75.9%の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
主にリース債務を含む有利子負債が純減したことにより、3億2千6百万円の支出超過(前年同四半期は3億3千7百万円の支出超過)となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社企業グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
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