【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するなか、各種政策の効果もあり、一時は景気の持ち直しの動きが見られましたが、新たな変異株により感染が再拡大し、原材料価格の高騰、ウクライナ情勢の緊迫及び円安による為替相場の変動等の影響もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループにおきましては、情勢に応じた新型コロナウイルス感染症への感染防止対策を実施しながら事業活動を行い、収益の確保に努めてまいりました。
その結果、配電盤及びシステム機器やプラスチック成形加工事業の需要は減少したものの、配電用自動開閉器や電力会社向け配電自動化用子局の需要が堅調に推移したことにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,391百万円(前年同期比5.3%増)となりました。
損益面につきましては、売上高の増加や一部製品において材料コストの上昇に伴う価格改定を実施したことにより、営業利益は407百万円(同12.4%増)、経常利益は725百万円(同50.9%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、541百万円(同55.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間において、当社の連結子会社である株式会社戸上メタリックスが、同じく当社の連結子会社であった株式会社三協製作所を吸収合併したことにより、管理区分の見直しを行っております。これに伴い、従来「その他」として区分しておりました株式会社三協製作所の財務情報は「金属加工事業」に含めております。
①産業用配電機器事業
産業用配電機器事業の売上高は9,155百万円(同8.1%増)となりました。製品区分別の詳細は以下のとおりとなります。
(電子制御器)
電磁開閉器につきましては、海外向け需要が好調に推移したことにより、売上増となりました。
電力会社向け配電自動化用子局につきましては、次世代型への更新需要の拡大などにより、売上増となりました。
その結果、電子制御器全体の売上高は3,188百万円(同21.9%増)となりました。
(配電用自動開閉器)
主力製品である波及事故防止機器(通称SOG開閉器)につきましては、需要が回復傾向に転じたことから売上増となりました。
電力会社向け配電用自動開閉器につきましては、次世代型への更新需要の拡大などにより、売上増となりました。
その結果、配電用自動開閉器全体の売上高は4,845百万円(同11.8%増)となりました。
(配電盤及びシステム機器)
配電盤につきましては、設備更新案件やメンテナンス等の需要が減少し、売上減となりました。
システム機器につきましては、排水処理施設等の案件が減少したことにより、売上減となりました。
その結果、配電盤及びシステム機器の売上高は1,121百万円(同26.4%減)となりました。
②プラスチック成形加工事業
樹脂成形分野における部品等につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により自動車業界向けの需要が減少したことから、売上高は1,436百万円(同9.8%減)となりました。
③金属加工事業
金属加工における部品等につきましては、産業用機械の需要が回復傾向に転じたことから、売上高は760百万円(同8.9%増)となりました。
④その他
プラスチック成形加工事業に付随する金型加工やソフトウエア開発等につきましては、需要が減少したことから、売上高は38百万円(同27.6%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は18,289百万円となり、前連結会計年度末に比べ512百万円増加いたしました。これは主に原材料及び貯蔵品が448百万円増加したことによるものであります。固定資産は8,935百万円となり、前連結会計年度末に比べ113百万円減少いたしました。これは主に投資その他の資産に含まれる投資有価証券が46百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は27,225百万円となり、前連結会計年度末に比べ398百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は6,058百万円となり、前連結会計年度末に比べ53百万円減少いたしました。これは主に流動負債のその他に含まれる未払消費税が103百万円減少したことによるものであります。固定負債は3,037百万円となり、前連結会計年度末に比べ9百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が6百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は9,096百万円となり、前連結会計年度末に比べ63百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は18,128百万円となり、前連結会計年度末に比べ461百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が343百万円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より179百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末残高は6,504百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は465百万円(前年同期は863百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上726百万円や売上債権及び契約資産の減少368百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は247百万円(前年同期は980百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出194百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は210百万円(前年同期は237百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払198百万円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、91百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(8)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
