【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
遊技機業界におきましては、2022年11月より導入されたスマートパチスロ(以下、「スマスロ」)の稼働が好調で、引き続き電子部品不足の影響は懸念されるものの、パチスロ市場は回復の兆しを見せております。そのような環境下、当社は、業界初のスマスロとなる「バキ 強くなりたくば喰らえ!!!」を販売し、販売台数は好調に推移いたしました。市場におけるスマスロの高評価を受け、ゲーム性の幅がより広がったスマートパチンコ(以下、「スマパチ」)への期待も高まっております。スマパチについては、2023年4月以降に販売されることが日本遊技機工業組合より発表され、当社も新機種「ルパン三世 THE FIRST」の発売を予定しております。
ゴルフ業界におきましては、直近で寒波の影響はあったものの、例年より梅雨の期間が短く全国的に天候に恵まれたことに加え、近年の旺盛なゴルフプレー需要に支えられ、来場者数は好調に推移いたしました。また、顧客単価については、前年の緊急事態宣言の再発出、まん延防止等重点措置に伴うアルコール提供の自粛、コンペの減少等による下落から回復傾向となりました。しかしながら、資源高や原材料高騰等に伴う物価上昇の影響により、コスト面の増加が懸念されるためその推移を注視する必要があります。
このような経営環境下、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高116,253百万円(前年同期比25.8%増)、営業利益28,161百万円(前年同期比182.8%増)、経常利益27,793百万円(前年同期比181.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益20,506百万円(前年同期比345.4%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
(遊技機事業)
遊技機事業におきましては、パチンコ機は「戦国乙女 LEGEND BATTLE」、「ルパン三世 消されたルパン2022」等を発売し、販売台数61千台(前年同期比21千台増)、パチスロ機は「バキ 強くなりたくば喰らえ!!!」、「BIG島唄30」等を発売し、販売台数44千台(前年同期比21千台増)となりました。
売上高は、パチンコ機、パチスロ機ともに販売台数及び販売価格が前年同期に比べ増加、上昇したことに加え、スマスロ第一弾となる「バキ 強くなりたくば喰らえ!!!」の販売が好調に推移したことにより、前年同期に比べ大幅に増加いたしました。利益面は、パチンコ機、パチスロ機の販売台数の増加、売上原価の低減、及び前期実施の希望退職制度による人件費圧縮により、前年同期比で大幅に増加いたしました。
以上の結果、売上高43,382百万円(前年同期比77.2%増)、営業利益15,140百万円(前年同期は営業損失1,666百万円)となりました。
(ゴルフ事業)
ゴルフ事業におきましては、2022年10月にPGM石岡ゴルフクラブでJGTOツアートーナメント「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」を3年ぶりに開催いたしました。また、お客様の満足度向上及び競合他社との差別化を図る施策として、「withGolf」の拡充と女性をターゲットとしたPGM WEBサイト「ANGEL GOLF」をリニューアルいたしました。M&Aでは、「PGM御殿場カントリークラブ(旧名称:足柄森林カントリー倶楽部)」が2022年12月よりPGMグループの新規ゴルフ場として運営を開始いたしました。
ゴルフ事業の業績は、高まるゴルフプレー需要に応じた価格設定により顧客単価は回復傾向にあり、また、全国的に天候に恵まれたことにより引き続き来場者数が好調に推移したことに加え、前年に取得したゴルフ場が貢献し、売上高、利益面ともに前年同期比で増加いたしました。
以上の結果、売上高72,871百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益15,167百万円(前年同期比13.1%増)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産の部)
総資産は、前連結会計年度末に比べ9,615百万円増加し、426,682百万円となりました。現金及び預金が1,435百万円減少する一方、有価証券(投資有価証券含む)が4,119百万円、受取手形及び売掛金が3,216百万円、電子記録債権が1,528百万円、新規ゴルフ場取得により土地が1,189百万円増加しております。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末に比べ3,275百万円減少し、196,604百万円となりました。長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が3,932百万円減少しております。
(純資産の部)
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の組み入れにより利益剰余金が20,506百万円増加する一方、剰余金の配当により利益剰余金が7,890百万円減少したこと等により、前連結会計年度末より12,891百万円増加し、230,078百万円となりました。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の52.1%から53.9%となっております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末より2,533百万円増加し、41,129百万円となりました。各キャッシュ・フローの増減状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は22,922百万円(前年同期は13,524百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益27,793百万円、減価償却費6,426百万円、前受金の増加額1,690百万円となったこと等によるものであります。また、主な減少要因は、売上債権の増加額4,842百万円、棚卸資産の増加額1,245百万円、法人税等の支払いとして遊技機事業493百万円、ゴルフ事業5,844百万円、特別退職金の支払い2,006百万円となったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は7,999百万円(前年同期は4,804百万円の使用)となりました。主な減少要因は、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還・取得2,419百万円(純額)、有形固定資産の取得による支払いとして、遊技機事業では製品製造に伴う金型等の取得として742百万円、ゴルフ事業ではゴルフカートの取得及びクラブハウス、コース等の改修に要する支払いとして5,773百万円となったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は12,389百万円(前年同期は18,450百万円の使用)となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入としてゴルフ事業12,485百万円となったことによるものであります。また、主な減少要因は、長期借入金の返済による支払いとして遊技機事業750百万円、ゴルフ事業15,882百万円、配当金の支払い7,855百万円となったこと等によるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4,949百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 従業員数
当第3四半期連結会計期間末における従業員数は、前連結会計年度末より遊技機事業は261名減少し542名、ゴルフ事業は83名増加し4,693名となりました。遊技機事業における主な減少要因は、前連結会計年度末に実施した希望退職制度によるものであります。
なお、従業員数は就業人員であります。
(7)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(8)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
