【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が依然として鎮静化しておりませんが、社会経済活動の正常化が進み、景気に持ち直しの動きがみられました。一方、長期化する半導体の供給不足による部品供給の滞りやウクライナ情勢等を背景とする原材料やエネルギー価格の高騰、金利・為替・株式等の金融市場の変動等の影響もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。このような経営環境のもと、当社グループは、2021年4月からスタートした中期経営計画において、企業価値向上に向けた取組み(存在意義の確認)を実行中です。情報・通信事業では、24時間365日対応の強みを活かし、保守料・利用料を増やし、売上増加と収益性の向上を目指しております。PBX市場の減少分は、NW・クラウドPBX・マルチゲートウェイ等の新規事業および、保守料・利用料の増加で補っていく方針です。保守料・利用料は概ね順調に推移しましたが、新規事業は、立ち上がりに時間が掛かっています。成長が見込まれる照明制御事業は、採用事例が増加しており、ゼネコン等への組織的なアプローチで、売上規模拡大に取り組みました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は24億72百万円(前年同四半期比1.9%増)となり、営業利益は1億6百万円(前年同四半期比149.9%増)、経常利益は1億47百万円(前年同四半期比90.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億11百万円(前年同四半期比216.0%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
① 情報通信事業従来のネットワークインフラの設計・提案・構築、「働き方改革」をキーワードとした、お客様の問題解決につながるソリューション提案を積極的に展開いたしました。また「社会福祉協議会向け会員総合情報システム[ここる]」「各種子供施設様向け支援システム[CoDMON]」「様々な設備をつなぐソフトウェア[マルチゲートウェイ]」等の利用料ビジネスを推進しました。保守料・利用料が概ね順調に推移したことに加え、収益性向上策の推進により利益率の向上につながりました。以上の結果、当セグメントの売上高は22億68百万円(前年同四半期比2.9%増)、営業利益は1億1百万円(前年同四半期比116.7%増)となりました。
② 照明制御事業DALI制御による照明制御システムの設計・販売・施工を軸として、売上規模の拡大のため、ゼネコン等を中心に積極的にビジネスを展開いたしました。新築ビル案件のスマートビル化対応では[マルチゲートウェイ]の需要が増えており、大手ゼネコンや照明メーカーとの他社協創も進めています。しかしながら、前年同四半期と比べて、受注残売上が少なかった影響により売上が前年を下回りました。以上の結果、当セグメントの売上高は1億74百万円(前年同四半期比9.0%減)、営業損失は12百万円(前年同四半期は営業損失21百万円)となりました。
③ 不動産賃貸事業不動産の賃貸を事業としており、売上高は30百万円(前年同四半期比0.2%減)、営業利益は17百万円(前年同四半期比0.3%増)となりました。
(2) 財政状態の状況当第2四半期連結会計期間末の総資産は76億42百万円となり、前連結会計年度末と比較して7億10百万円減少しました。これは主に、受取手形、完成工事未収入金等及び契約資産が5億47百万円、投資有価証券が88百万円、現金預金が79百万円減少したこと等によります。 当第2四半期連結会計期間末の負債は26億37百万円となり、前連結会計年度末と比較して6億97百万円減少しました。これは主に、支払手形・工事未払金等が4億78百万円、未払法人税等が76百万円減少したこと等によります。 当第2四半期連結会計期間末の純資産は50億4百万円となり、前連結会計年度末と比較して12百万円減少しました。これは主に、利益剰余金が30百万円減少したこと等によります。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は前連結会計年度末と比較して79百万円減少し23億57百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は58百万円(前年同四半期は3億23百万円の支出)となりました。これは主に売上債権の減少5億89百万円等の増加要因があった一方、仕入債務の減少4億77百万円等の減少要因があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は1億57百万円(前年同四半期は1億59百万円の収入)となりました。これは主に投資有価証券の償還による収入1億円等の増加要因があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は1億78百万円(前年同四半期は1億70百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額1億40百万円によるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間において、研究開発は行われておりません。
