【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、資源高の影響などを受けつつも、企業収益が全体として高水準で推移し、新型コロナウイルス感染症抑制と経済活動の両立が進むもとで、景気は持ち直しています。情報サービス産業におきましては、顧客のデジタル変革(DX)に対する投資意欲は底堅く、製造業の情報化投資は引き続き堅調に推移するものと見込まれておりますが、景気の下振れリスクの影響を受け、顧客の情報化投資意欲の後退懸念は払拭し切れない状況にあります。当社グループは、2021年度から6ヵ年の経営計画「経営Vision 2026」のもと、主要顧客である製造業のビジネス環境の変化に、当社グループの強みを活かした製品・サービスで支援すべく、製造業のDX推進やグローバル展開等の経営課題解決に取り組んでおります。当第2四半期連結累計期間の業績は次のとおりです。受注高および売上高につきましては、堅調な情報化投資のもとで、受注高9,160百万円(前年同四半期比8.4%増)、売上高8,859百万円(前年同四半期比0.1%増)となりました。利益面につきましては、ソリューション事業における不採算案件抑制およびプロジェクト採算性向上に加え、プロダクト事業のライセンス販売増加およびシステムサポート事業の採算性向上が寄与し、前年同四半期に比し大幅に改善いたしました。営業利益1,614百万円(前年同四半期比39.9%増)、経常利益1,620百万円(前年同四半期比39.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,090百万円(前年同四半期比38.0%増)となり、各々5期連続で過去最高益を更新いたしました。セグメント別の業績は次のとおりです。① ソリューション事業他社開発ERPパッケージ製品をベースとしたコンサルティング、システム構築等を主に行う事業です。顧客の課題解決に貢献する複合型ソリューションの提供を推進し、顧客ニーズを踏まえた積極的な提案活動に努めました。売上高は前年同四半期の大型案件の反動減により減少いたしましたが、堅調な情報化投資を背景に受注高は増加いたしました。セグメント利益は不採算案件抑制とプロジェクト採算性向上により大幅に改善いたしました。当セグメントの受注高は5,650百万円(前年同四半期比7.4%増)、売上高は5,419百万円(前年同四半期比4.2%減)、セグメント利益は1,103百万円(前年同四半期比106.7%増)となりました。② プロダクト事業自社開発ERPパッケージ「mcframe」シリーズ製品をビジネスパートナーを通じて販売するとともに、同製品をベースとしたコンサルティング、システム構築等を行う事業です。引き続き、顧客・ビジネスパートナーとの関係強化を図りライセンス販売に注力するとともに、継続的なブランド力の強化に取り組みました。好調なライセンス販売を受け、当セグメントの受注高は3,316百万円(前年同四半期比9.9%増)、売上高は3,223百万円(前年同四半期比6.8%増)となりました。販促活動の強化による販売費の増加により、セグメント利益は前年同四半期比減の1,062百万円(前年同四半期比4.7%減)となりました。mcframeライセンス売上高は1,942百万円(前年同四半期比3.4%増)となり、過去最高を連続更新いたしました。
③ システムサポート事業顧客に導入したシステムの運用・保守を主に、これらを通じた提案・追加開発等を行う事業であり、子会社のビジネスシステムサービス株式会社が展開しています。引き続き、顧客システムのライフサイクルサポートの充実に努めました。当セグメントの受注高は193百万円(前年同四半期比14.4%増)、売上高は216百万円(前年同四半期比21.2%増)、セグメント利益は214百万円(前年同四半期比14.6%増)となりました。
(2) 財政状態の状況① 資産の部流動資産につきましては、現金及び預金の増加、受取手形、売掛金及び契約資産の減少等により、前連結会計年度末と比較して771百万円増加し、9,638百万円となりました。なお、当第2四半期連結会計期間末の総資産に占める流動資産の比率は78.8%であります。また、固定資産につきましては、有形固定資産及び無形固定資産の減価償却額が有形固定資産及び無形固定資産の取得を上回ったこと、関係会社清算による投資その他の資産の減少等により、前連結会計年度末と比較して26百万円減少し、2,597百万円となりました。これらの結果、資産の部の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末と比較して744百万円増加し、12,235百万円となりました。② 負債の部負債の部の当第2四半期連結会計期間末残高は、前受金の増加、賞与引当金の減少、短期借入金の減少等により、前連結会計年度末と比較して39百万円減少し、3,976百万円となりました。③ 純資産の部純資産の部の当第2四半期連結会計期間末残高は、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことによる増加、剰余金の配当による減少等により、前連結会計年度末と比較して783百万円増加し、8,259百万円となりました。以上の結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は、前連結会計年度末と比較して2.4ポイント増加し67.5%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して925百万円増加し、5,871百万円となりました。① 営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益1,620百万円を計上し、売上債権の減少363百万円、前受金の増加358百万円等が、法人税等の支払額582百万円、賞与引当金の減少189百万円等を上回ったことにより、全体として1,658百万円の収入(前年同四半期1,534百万円収入増)となりました。② 投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得及び無形固定資産の取得(自社開発ERPパッケージ「mcframe」の開発投資等)による支出等により、全体として325百万円の支出(前年同四半期96百万円支出減)となりました。③ 財務活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払による支出、短期借入金の純増減額の減少等により、全体として393百万円の支出(前年同四半期187百万円支出減)となりました。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等当第2四半期連結累計期間において、当連結会社が定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更等はありません。
(6) 対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(7) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は50百万円であります。
#C4828JP #ビジネスエンジニアリング #情報通信業セクター
