【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
>連結経営成績当社の連結経営成績は、売上高191,117百万円、収益認識に関する会計基準等による影響を除外した従前の基準での売上高に相当する総額売上高は198,260百万円、営業利益4,691百万円、経常利益4,471百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,057百万円となりました。
>会社別の経営成績イズミヤ・阪急オアシス株式会社と株式会社関西スーパーマーケットの経営成績については、収益認識に関する会計基準等による影響を除外した数値を記載しております。
当第2四半期連結会計期間は値上げの影響による客単価上昇と客数の回復が進み、当第2四半期連結累計期間の既存店売上は前年を上回って推移しました。両社ともに売上・利益率改善に向け、曜日販促の恒例化を推進するなどの集客施策に加え、総菜、PB商品や重点販売商品の取り組みを強化しました。また、クリンリネスや衛生管理、売場の適正化など「one day リフレッシュ」を実施し、お客様視点で店舗の活性化に取り組みました。販売費及び一般管理費は生産性の向上のための什器等の改善などを実施し、さらなる要員体制の最適化などを通して経費コントロールに努めたことで、前年実績を下回りました。
イズミヤ株式会社と株式会社阪急オアシスは2023年4月に合併し、イズミヤ・阪急オアシス株式会社となりました。組織・人事の一元化、営業本部機能の効率化に加え、店舗タイプ別の品揃えやレイアウトなどの店づくりと運営の標準化をさらに推進しています。イズミヤ・阪急オアシス株式会社の既存店売上高前年同期比は104.0%(客数101.0%、客単価103.0%)、総額売上高132,107百万円(前期比103.1%)、営業利益2,834百万円(前期比321.4%)となりました。
株式会社関西スーパーマーケットの既存店売上高前年同期比は104.6%(客数100.0%、客単価104.5%)、総額売上高66,161百万円(前期比103.5%)、営業利益2,020百万円(前期比183.5%)となりました。
なお、株式会社関西スーパーマーケットの経営成績は株式会社関西スーパーマーケットと株式会社KSPとの連結数値です。また、連結上の総額売上高及び営業利益は、上記に株式会社関西フードマーケットの販売費及び一般管理費並びに内部取引消去等の連結修正を加えた結果です。
② 財政状態の状況(百万円)
22/9末
23/3末
23/9末
22/9末
23/3末
23/9末
現金及び預金
8,747
10,480
16,046
買掛金
22,874
23,154
29,043
売掛金
12,318
13,071
11,285
借入金
10,898
10,890
10,880
棚卸資産
7,025
7,121
7,242
負債合計
77,891
79,256
81,488
流動資産合計
35,816
39,632
44,817
株主資本
65,055
67,127
69,617
固定資産合計
106,546
106,202
105,888
純資産合計
64,470
66,579
69,217
資産合計
142,362
145,835
150,705
負債純資産合計
142,362
145,835
150,705
(2) キャッシュ・フローの状況
(百万円)
主な項目
22/9
23/9
営業活動によるキャッシュ・フロー
941
11,163
税金等調整前四半期純利益
1,463
4,643
減価償却費
2,339
2,189
賞与引当金の増減額(△は減少)
△330
393
売上債権の増減額(△は増加)
△653
1,785
棚卸資産の増減額(△は増加)
△125
△120
仕入債務の増減額(△は減少)
△335
5,889
法人税等の支払額
△1,151
△1,003
投資活動によるキャッシュ・フロー
△513
△3,556
定期預金の預入による支出
△1,150
△650
定期預金の払戻による収入
1,550
650
有形固定資産の取得による支出
△2,889
△2,678
有形固定資産の売却による収入
14
920
短期貸付金の純増減額(△は増加)
1,925
△2,314
財務活動によるキャッシュ・フロー
△917
△2,041
短期借入金の純増減額(△は減少)
1,439
90
長期借入金の返済による支出
△604
△104
自己株式の取得による支出
△675
△1,012
配当金の支払額
△589
△577
営業CF+投資CF+財務CF
△488
5,565
現金及び現金同等物の四半期末残高
7,597
14,396
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動該当事項はありません。
(7) 設備投資の状況当第2四半期連結累計期間に係る設備投資は、総額で2,488百万円であります。なお、その主な内容は、イズミヤ・阪急オアシス建物購入であります。
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