【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスが5類感染症に位置付けられ、経済活動は緩やかな持ち直しの動きが見られるものの、不安定な国際情勢による世界経済の混乱、継続する物価上昇による消費の減退懸念など依然として先行き不透明な状況が続きました。
当社グループにおきましては、半導体市場において、米国の対中輸出規制強化やメモリ価格下落による設備投資の削減や延期などが、当社製品である半導体製造装置用ポンプの受注高に影響を与えたものの先期からの受注残があり堅調に推移いたしました。景気の先行き不透明感からIT機器向け需要の回復時期は見通し難い状況であるものの、中長期的には、大手IT事業者の投資再拡大を背景にデータセンター向け需要などの回復が期待されており、市場規模の拡大が見込まれます。
また、産業機械業界は、工場・倉庫設備向けを中心とした根強い自動化ニーズがあるものの、世界的な金利上昇を背景とした先行き不透明感の高まりにともなう投資意欲低下により、産業機械用モータの受注は一部で減速が見られました。
一方、人手不足の深刻化にともなう賃金の上昇やエネルギー価格の高騰にともなう材料コストが上昇する中、部材の安定調達に努めるとともに、販売価格の見直しを行うなど、利益確保にも努めてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は46億79百万円(前年同期比104.7%)となりました。
営業利益は2億98百万円(前年同期比121.1%)、経常利益は3億61百万円(前年同期比121.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億46百万円(前年同期比111.2%)となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末と比べ73百万円減少し、203億54百万円となりました。主な内訳として現金及び預金が増加したものの、受取手形及び売掛金、電子記録債権が減少したことによるものであります。負債は前連結会計年度末と比べ2億60百万円減少し、90億45百万円となりました。主な内訳として借入金が減少したことによるものであります。純資産は前連結会計年度末と比べ1億87百万円増加し、113億8百万円となりました。これは主に利益剰余金が増加したことによるものであります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億40百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況は、主として営業活動によるキャッシュ・フローならびに金融機関からの借入により必要とする資金を調達しております。
(7)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動および主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変動はありません。
