【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響があったものの社会経済活動の正常化の動きがみられました。一方、資材不足や不安定な為替相場など依然として先行きは不透明な状況となっております。
このような経営環境の下、当社グループは新中期経営計画Make The Next Stage『変革と飛躍』のテーマの一つ
である提案営業による物件受注の強化を中心として、収益体質の強化と財政基盤の確立に取り組んでおります。
以上のような状況下ではありましたが、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は、販売単価の上昇等により、4,923百万円(前年同四半期比21.0%増)となりました。また、利益につきましては、売上増加に伴い売上総利益は1,014百万円(前年同四半期比34.1%増)、営業利益は382百万円(前年同四半期比112.8%増)、経常利益は319百万円(前同四半期比93.0%増)とそれぞれ増益となりました。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益は208百万円(前年同四半期比53.9%増)と増益になりました。
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ560百万円増加し、7,343百万円となりました。これは主に、現金及び預金が56百万円、受取手形及び売掛金が142百万円、電子記録債権が64百万円それぞれ減少しましたが、棚卸資産が697百万円、その他流動資産が73百万円、投資その他の資産が48百万円それぞれ増加したことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ327百万円増加し、5,423百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が31百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が131百万円それぞれ減少しましたが、短期借入金が386百万円、その他流動負債が100百万円それぞれ増加したことによるものであります。
純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べ233百万円増加し、1,919百万円となりました。これは主に、当第3四半期連結累計期間において親会社株主に帰属する四半期純利益208百万円を計上したことによるものであります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
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