【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大状況があったものの行動制限などは行われず、社会経済活動の正常化の動きがみられました。一方、資材不足や急激な円安の進行など依然として先行きは不透明な状況となっております。
このような経営環境の下、当社グループは新中期経営計画Make The Next Stage『変革と飛躍』のテーマの一つである提案営業による物件受注の強化を中心として、収益体質の強化と財政基盤の確立に取り組んでおります。
以上のような状況下において、当第2四半期連結累計期間の連結売上高は、期初より引き続き需要が安定していたこと、また、販売単価上昇等により、3,378百万円(前年同四半期比29.2%増)となりました。また、利益につきましては、売上増加に伴い売上総利益は675百万円(前年同四半期比39.7%増)、営業利益は258百万円(前年同四半期比138.2%増)、経常利益は213百万円(前年同四半期比126.5%増)とそれぞれ増益となりました。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益は124百万円(前年同四半期比75.5%増)と増益になりました。
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ234百万円増加し、7,016百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が246百万円減少しましたが、電子記録債権が39百万円、棚卸資産が393百万円それぞれ増加したことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ98百万円増加し、5,195百万円となりました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が93百万円減少しましたが、短期借入金が113百万円、未払法人税等が29百万円、賞与引当金が23百万円、その他流動負債が45百万円それぞれ増加したことによるものであります。
純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べ135百万円増加し、1,821百万円となりました。これは主に、当第2四半期連結累計期間において親会社株主に帰属する四半期純利益124百万円を計上したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ、1百万円減少し、424百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得た資金は、62百万円(前年同四半期連結累計期間は207百万円の増加)となりました。これは主に、棚卸資産の増加で393百万円資金が減少しましたが、税金等調整前四半期純利益で206百万円、減価償却費が43百万円、売掛債権の減少で207百万円資金がそれぞれ増加したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、70百万円(前年同四半期連結累計期間は44百万円の減少)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入で5百万円資金が増加しましたが、有形固定資産の取得による支出で50百万円、定期預金の預入による支出23百万円資金がそれぞれ減少したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得た資金は、7百万円(前年同四半期連結累計期間は93百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出で813百万円資金が減少しましたが、短期借入れの純増減額で113百万円、長期借入れによる収入で720百万円資金がそれぞれ増加したものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
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