【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、創業以来培ってきた営業、マーケティング、そしてテクノロジーのノウハウを活用して、グループミッションである「働くを変える。」の実現に向けて法人営業の新しいスタイルを創造する事業の拡大に取り組んでまいりました。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、オンラインメディア事業の主力である「ITトレンド」の価格改定を大過なく完了できた一方、新型コロナウイルス感染症の収束によるオンライン需要の減速や大手ITベンダーの広告出稿の鈍化により動画系メディアが未達となったこと、前年度同期と比較して「ITトレンドEXPO」の開催を当期間に計画していなかったことから売上高の伸長までには至りませんでした。以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は2,110,074千円(前年同期比12.4%減)、営業利益は231,169千円(前年同期比16.3%減)、経常利益は234,148千円(前年同期比15.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は136,628千円(前年同期比1.2%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間の報告セグメント別の業績の詳細は、次のとおりであります。
(オンラインメディア事業)
オンラインメディア事業の主力である「ITトレンド」におきましては、価格改定を大過なく実施でき、掲載製品数につきましても4,057製品(前年同期比21.4%増)に増加いたしました。一方で、広告効率の改善に取り組んだものの、当第2四半期連結累計期間の来訪者数(延べ人数)は9,796,548人(前年同期比7.1%減)にとどまりました。また、前年度同期と比較して、新型コロナウイルス感染症の収束によるオンライン需要の減速や大手ITベンダーの広告出稿の鈍化により動画系メディアが未達となったこと、「ITトレンドEXPO」の開催を当期間に計画していなかったことから、オンラインメディア事業の売上高は1,458,392千円(前年同期比17.9%減)、セグメント利益は610,436千円(前年同期比8.6%減)となりました。
(ITソリューション事業)
ITソリューション事業の主力製品である「List Finder」におきましては、当第2四半期連結会計期間末のアカウント数は446件(前年同期比9.5%減)にとどまり、ITソリューション事業の売上高は219,455千円(前年同期比8.7%減)、セグメント利益は61,351千円(前年同期比3.0%増)となりました。
(金融プラットフォーム事業)
金融プラットフォーム事業におきましては、デジタルマーケティングを活用した営業方法に切り替えたことが奏功し、当第2四半期連結累計期間における金融プラットフォーム事業の売上高は431,499千円(前年同期比11.2%増)、セグメント利益は4,070千円(前年同期はセグメント損失12,511千円)となりました。
(VCファンド事業)
VCファンド事業は、INNOVATION HAYATE V Capital投資事業有限責任組合に関わるもので、当第2四半期連結累計期間におきましては株式の売却は行っていないため、セグメント損失は33,618千円(前年同期はセグメント損失76,783千円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における財政状態は、次のとおりであります。
(資産)
資産につきましては3,984,378千円となり、前連結会計年度末に比べ189,343千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が134,456千円、営業投資有価証券が70,520千円、前払費用が74,263千円及び投資有価証券が63,674千円増加し、受取手形及び売掛金が44,507千円及び未収還付法人税等が119,044千円減少したことによるものであります。
(負債)
負債につきましては634,260千円となり、前連結会計年度末に比べ19,631千円増加いたしました。これは主に、未払費用が10,067千円、未払法人税等が71,592千円及び契約負債が10,957千円増加し、その他の流動負債が69,283千円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産につきましては3,350,118千円となり、前連結会計年度末に比べ169,711千円増加いたしました。これは主に、資本金と資本剰余金がそれぞれ55,858千円増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益136,628千円を計上したこと及び利益剰余金の配当98,503千円があったことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ134,456千円増加し、2,429,596千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は220,121千円(前年同期は57,609千円の獲得)となりました。この主な要因は、税金等調整前四半期純利益234,148千円、減価償却費27,483千円、売上債権が44,507千円減少、仕入債務が5,224千円減少、営業投資有価証券が70,520千円増加、前払費用が63,350千円増加、法人税等の支払額46,070千円及び法人税等の還付額139,872千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果支出した資金は107,139千円(前年同期は134,999千円の支出)となりました。この主な要因は無形固定資産の取得による支出26,941千円及び投資有価証券の取得による支出70,085千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果得られた資金は21,474千円(前年同期は133,298千円の獲得)となりました。この要因は新株予約権の行使による株式の発行による収入89,729千円、非支配株主からの払込による収入30,000千円及び配当金の支払による支出98,254千円があったことによるものであります。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は28,199千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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