【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況①経営成績 当第2四半期連結累計期間における、当社グループの主要顧客業界である日系自動車産業では、世界の自動車販売台数が前年同期比で増加傾向となり、日系完成車メーカーの世界生産台数も回復の傾向を見せるなど、部品供給不足による影響が縮小方向に向かっている兆候が出てきております。一方、部品供給不足等に伴う自動車の生産調整は継続しており、本格回復までには至っていない状況が続いております。 また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う制限は緩和の方向に向かっているものの、ウクライナ情勢等に伴う原材料価格の高騰や為替変動の影響が生じており、世界経済は引き続き先行き不透明な状況にあります。 このような状況のなか、ネットシェイプ事業では、自動車産業における生産停滞の影響により、売上高が低調に推移いたしました。その結果、ネットシェイプ事業の売上高は27億3千3百万円(前年同期比18.7%減)となりました。 アッセンブリ事業につきましても、依然ターボチャージャー部品の需要低迷が続いていることなどから、売上高は12億8千1百万円(前年同期比41.9%減)となりました。 フィルタ事業につきましては、新規需要を取り込みながら、前年と同水準の売上高を計上しております。その結果、売上高は12億3千3百万円(前年同期比0.9%増)となりました。 以上の結果、連結売上高は52億4千8百万円(前年同期比22.7%減)となりました。 損益面におきましては、ネットシェイプ事業、アッセンブリ事業の売上高が低水準で推移したことから、営業損失1億4千3百万円(前年同期は2億5千5百万円の営業利益)となりました。また、為替差益4千万円、助成金収入2千2百万円等の営業外収益を計上したことから、経常損失2千5百万円(前年同期は2億5千万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失1億5千1百万円(前年同期は1億4千2百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。 売上総利益は9億3千9百万円となり、売上総利益率は前年同期と比べ1.8ポイント低下し17.9%となりました。
②財政状態 当第2四半期連結会計期間末の資産におきましては、前連結会計年度末に比べ3億1千3百万円増加し、156億4千1百万円となりました。これは、主に現金及び預金が8千1百万円、受取手形及び売掛金が4千4百万円、棚卸資産が5千4百万円、有形固定資産が4千6百万円、保険積立金が4千5百万円増加した一方、繰延税金資産が2千2百万円、無形固定資産が2千万円減少したことによるものと分析しております。 負債におきましては、前連結会計年度末に比べ2千9百万円増加し、39億1千7百万円となりました。これは、主に借入金が8千2百万円、賞与引当金が1億2千6百万円増加した一方、リース債務が1億3千9百万円減少したことによるものと分析しております。 純資産におきましては、前連結会計年度末に比べて2億8千3百万円増加し、117億2千3百万円となりました。これは、主に為替換算調整勘定が3億6千万円増加したことによるものと分析しております。 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの財政状態につきましては、流動比率・当座比率が前連結会計年度に引き続き高水準であること、自己資本比率が67.4%であることから経営の安全性は確保できていると考えております。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5千7百万円増加し、38億2千5百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は1億9千万円(前年同期比50.0%減)となりました。これは、主に減価償却費3億1千万円、賞与引当金の増加額1億2千3百万円、減損損失6千1百万円の増加要因より、税金等調整前四半期純損失8千6百万円、法人税等の支払額8千1百万円、仕入債務の減少額4千5百万円、保険契約変更差額4千3百万円の減少要因を差し引いた結果によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は2億7千6百万円(前年同期比10.7%減)となりました。これは、主にネットシェイプ事業用設備及びフィルタ事業用設備の更新等、有形固定資産の取得による支出2億4千8百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は8千9百万円(前年同期は3億4千6百万円の獲得)となりました。これは、主に長期借入れによる収入3億円、短期借入金の純増加額2億7千万円の増加要因より、長期借入金の返済による支出4億8千7百万円、リース債務の返済による支出1億3千9百万円の減少要因を差し引いた結果によるものであります。(資本の財源及び資金の流動性)当社グループの主な資金需要は、当社グループ製品の製造販売に係る原材料費、経費、販売費及び一般管理費等の運転資金及び、機械装置等の設備投資に係る投資資金であります。これらの資金需要につきましては、自己資金による充当を基本としておりますが、必要に応じて金融機関からの借入及びリース取引による調達を実施しております。なお、当第2四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は20億2百万円となっております。
(3) 経営方針・経営戦略等当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は5千7百万円です。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 従業員数当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員の著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(8) 主要な設備当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。
