【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況①財政状態
a.資産流動資産は、3,020,594千円(前連結会計年度末比900,524千円の増加)となりました。これは主として、運転資金と設備投資資金を金融機関から借り入れるなどして、現金及び預金が大幅に増加したことなどによります。固定資産は、3,156,721千円(同230,047千円の減少)となりました。これは主として、有形固定資産の減価償却が進むなどしたことによります。また、繰延資産は、1,371千円(同405千円の減少)となりました。この結果、総資産は、6,178,687千円(同670,071千円の増加)となりました。
b.負債流動負債は、1,525,790千円(同406,976千円の増加)となりました。これは主として、金融機関からの借入れにより、1年内返済予定の長期借入金が456,129千円増加するなどしたことによります。固定負債は、1,510,483千円(同75,315千円の増加)となりました。これは主として、長期借入金が172,728千円増加する一方、長期割賦未払金が90,808千円減少するなどしたことによります。この結果、総負債は3,036,274千円(同482,291千円の増加)となりました。
c.純資産純資産は、3,142,413千円(同187,780千円の増加)となりました。これは、新株の発行により資本金が93,122千円、資本剰余金が7,532千円、また親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が111,502千円増加したことによります。
②経営成績当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は2,205,990千円(前年同四半期比10.7%増)、営業利益は223,066千円(同70.4%増)、経常利益は219,599千円(同79.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は111,502千円(同15.3%増)であります。
a.カラオケ関係事業当セグメントでは、業務用カラオケ機器及び周辺機器の賃貸並びに卸売事業を行っております。当期は、既存顧客に対する営業活動とあわせて、新規オープン予定店舗に対する営業活動にも重点を置いて取り組んでまいりました。その結果、レンタル売上が堅調に推移するとともに、カラオケボックス向けを中心に販売売上が大幅に増加いたしました。この様な状況により当セグメントの業績は、売上高は1,200,679千円(前年同四半期比25.7%増)、セグメント利益(営業利益)は175,692千円(同53.0%増)となりました。
b.スポーツ事業当セグメントは、スポーツクラブ「JOYFIT」を2店舗、24時間型フィットネス・ジム「JOYFIT24」を18店舗、フィットネス・ジム「FIT365」を7店舗、ホットヨガスタジオ「LAVA」を1店舗、合計28店舗を運営しております。会員数の低迷している店舗におきましては、価格や会員区分の見直しを行うなど、新規会員の獲得に向けた取り組みを行っております。この様な状況により当セグメントの業績は、売上高は825,883千円(同0.3%減)、セグメント利益(営業利益)は89,053千円(同54.3%増)となりました。
c.IP事業当セグメントは、店舗及び住宅の賃貸並びにコインパーキング「T.O.P.24h」の運営をしております。コインパーキング事業におきましては、当第2四半期連結会計期間末日現在、大阪府、兵庫県、京都府におきまして54ヵ所689車室のコインパーキングを運営しております。店舗及び住宅の賃貸の運営は安定して推移しておりますが、コインパーキングの運営につきましては、前年度に閉鎖した大型施設の減少分を補うことができませんでした。この様な状況により当セグメントの業績は、売上高は179,427千円(前年同四半期比13.8%減)、セグメント利益(営業利益)は26,411千円(前年同四半期比6.1%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高は、2,386,228千円(前年同四半期比863,773千円の増加)となりました。
a.営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動によるキャッシュ・フローは、業績の好調なカラオケ関係事業を中心に、491,095千円の収入(前年同四半期比86,344千円の増加)となりました。収入の主な内訳は、減価償却費281,147千円、税金等調整前四半期純利益196,988千円などであり、支出の主な内訳は、棚卸資産の増加額34,382千円、売上債権の増加額13,574千円などであります。
b.投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フローは、73,304千円の支出(前年同四半期比125,229千円の減少)となりました。収入の主な内訳は、賃貸用不動産の一部を売却したことによる有形固定資産の売却による収入106,218千円などであり、支出の主な内訳は、カラオケ関係事業を主とした有形固定資産の取得による支出181,463千円であります。
c.財務活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フローは、444,944千円の収入(前年同四半期比699,583千円の増加)となりました。収入の主な内訳は、運転資金と設備投資資金としての長期借入による収入850,000千円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出221,143千円、割賦債務の返済による支出132,727千円であります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当第2四半期連結累計期間において、当社グループの会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動該当する事項はありません。