【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
a.資産流動資産は、2,226,132千円(前連結会計年度末比106,062千円の増加)となりました。これは主として、受取手形及び売掛金が90,068千円、商品及び製品が61,877千円増加した一方で、現金及び預金が63,882千円減少したことなどによります。固定資産は、設備投資を引き続き抑制している影響などのため3,200,417千円(同186,351千円の減少)となりました。また、繰延資産は、1,573千円(同202千円の減少)となりました。この結果、総資産は、5,428,124千円(同80,491千円の減少)となりました。
b.負債流動負債は、1,369,228千円(同250,413千円の増加)となりました。これは主として、1年内返済予定の長期借入金が206,077千円、支払手形及び買掛金が62,066千円増加するなどしたことによります。固定負債は、1,067,961千円(同367,206千円の減少)となりました。これは主として、長期借入金が325,615千円、長期割賦未払金が46,683千円減少するなどしたことによります。この結果、総負債は2,437,190千円(同116,793千円の減少)となりました。
c.純資産純資産は、2,990,934千円(同36,301千円の増加)となりました。これは、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益として60,677千円増加する一方で、剰余金の配当として24,376千円減少したことによります。
②経営成績当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は1,118,646千円(前年同四半期比13.7%増)、営業利益は119,360千円(同96.0%増)、経常利益は118,274千円(同103.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は60,677千円(同60.8%増)であります。
a.カラオケ関係事業当セグメントでは、業務用カラオケ機器及び周辺機器の賃貸並びに卸売事業を行っております。当期は、既存顧客に対する営業活動とあわせて、新規オープン予定店舗に対する営業活動にも重点を置いて取り組んだ結果、カラオケボックス向けの販売売上が大幅に増加いたしました。この様な状況により当セグメントの業績は、売上高は613,457千円(同29.8%増)、セグメント利益(営業利益)は91,859千円(同52.8%増)となりました。
b.スポーツ事業当セグメントは、スポーツクラブ「JOYFIT」を2店舗、24時間型フィットネス・ジム「JOYFIT24」を18店舗、フィットネス・ジム「FIT365」を7店舗、ホットヨガスタジオ「LAVA」を1店舗、合計28店舗を運営しております。会員数の低迷している店舗におきましては、価格や会員区分の見直しを行うなど、新規会員の獲得に向けた取り組みを行っております。この様な状況により当セグメントの業績は、売上高は414,260千円(同1.5%増)、セグメント利益(営業利益)は43,861千円(同71.4%増)となりました。
c.IP事業当セグメントは、店舗及び住宅の賃貸並びにコインパーキング「T.O.P.24h」の運営をしております。コインパーキング事業におきましては、当第1四半期連結会計期間末日現在、大阪府、兵庫県、京都府におきまして55ヵ所696車室のコインパーキングを運営しております。
店舗及び住宅の賃貸の運営は安定して推移しておりますが、コインパーキングの運営につきましては、前年度に閉鎖した大型施設の減少分を補うことができませんでした。この様な状況により当セグメントの業績は、売上高は90,928千円(同12.0%減)、セグメント利益(営業利益)は14,178千円(同6.7%増)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当第1四半期連結累計期間において、当社グループの会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動該当する事項はありません。