【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の分析当第2四半期累計期間における当社の主要顧客である電子部品業界は、半導体関連の特定分野において供給過多の兆候が散見されるようになってきており、一部の分野における半導体の供給不足や製造装置関連の好況感は残るものの、全体としては景気の減速感が鮮明となりつつあります。このような状況の中当社は、6月に当社の主力製品:SX-Meisterの最新バージョンをリリースし、アナログ設計自動化機能等の機能拡張を行いました。そして7月には液晶パネルや有機ELパネル等のFPD(Flat Panel Display)設計向けに最新のアルゴリズムを導入した高精度・高速解析ツールを開発しました。製品の販売促進活動においては、パワー半導体やアナログ半導体分野に加えて、素材関連や製造装置関連等に販売を行いました。またデバイス設計受託では、国内の底堅い設計委託需要を背景に、売上は堅調に推移しました。さらに海外市場向けの販促活動では、旺盛な投資が継続中の環境下、順調に売上を伸ばすことができました。こういった活動の結果、売上高が9億75百万円(前年同四半期比7.6%増)となり、営業利益は1億35百万円(前年同四半期比48.9%増)となりました。経常利益は、助成金収入に加えて円安による為替差益等を計上したことにより、1億79百万円(前年同四半期比81.2%増)となり、四半期純利益は外国税額控除を適用したこと等により、1億53百万円(前年同四半期比613.4%増)となりました。
(売上高)当第2四半期累計期間における種目別の売上高は、前年同四半期と比較して製品及び商品売上高は33百万円(6.4%)増加し5億56百万円、サービス売上高は11百万円(5.6%)増加し2億8百万円、ソリューション売上高は24百万円(13.3%)増加し2億10百万円、合計で69百万円(7.6%)増加し9億75百万円となりました。市場別では、前年同四半期と比較して半導体市場の売上高は41百万円(6.3%)増加し6億96百万円となり、液晶等のFPD市場の売上高は27百万円(11.1%)増加し2億78百万円となりました。
(売上総利益)当第2四半期累計期間における売上原価は、前年同四半期と比較して18百万円(6.0%)増加し3億19百万円となりました。売上総利益は51百万円(8.5%)増加し6億55百万円となりました。
(営業利益)当第2四半期累計期間における販売費及び一般管理費は、前年同四半期と比較して6百万円(1.3%)増加し5億20百万円となりました。販売費及び一般管理費の主要なものは、給与及び手当1億45百万円(前年同四半期比4.6%減)及び研究開発費1億55百万円(前年同四半期比10.7%減)であります。以上の結果、営業利益は44百万円(48.9%)増加し1億35百万円となりました。
(経常利益)営業外収益は、前年同四半期と比較して30百万円(217.1%)増加し44百万円となりました。営業外収益の主要なものは、為替差益29百万円及び助成金収入14百万円であります。営業外費用は、前年同四半期と比較して5百万円(92.4%)減少し0.4百万円となりました。営業外費用の内訳は、投資事業組合運用損であります。以上の結果、経常利益は80百万円(81.2%)増加し1億79百万円となりました。
(四半期純利益)税引前四半期純利益は、前年同四半期と比較して80百万円(81.2%)増加し1億79百万円となりました。法人税、住民税及び事業税として34百万円(前年同四半期比74.0%減)を計上、法人税等調整額を8百万円(前年同四半期比83.9%減)加算したことにより、四半期純利益は、1億32百万円(613.4%)増加し1億53百万円となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の部)総資産は、前事業年度末と比較して1億34百万円(3.1%)増加し44億65百万円となりました。内訳として流動資産は93百万円(2.3%)増加し41億49百万円、固定資産は40百万円(14.8%)増加し3億16百万円となりました。流動資産が増加した主な要因は、受取手形及び売掛金が1億63百万円(44.5%)減少し2億4百万円となった一方で、現金及び預金が2億63百万円(7.6%)増加し37億20百万円となったことによるものであります。
(負債の部)負債合計は、前事業年度末と比較して55百万円(4.5%)増加し12億76百万円となりました。内訳として流動負債は前事業年度末と比較して55百万円(4.6%)増加し12億69百万円、固定負債は前事業年度末と同額の6百万円となりました。流動負債が増加した主な要因は、前受金が1億92百万円(23.1%)増加し10億26百万円となったことによるものであります。
(純資産の部)純資産は、前事業年度末と比較して78百万円(2.5%)増加し31億89百万円となりました。純資産が増加した主な要因は、利益剰余金の増加76百万円(5.2%)によるものであります。なお、自己資本比率は前事業年度末の71.8%から71.4%となりました。
(3)キャッシュ・フローの分析当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前事業年度末と比べ2億58百万円増加し27億84百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、前年同四半期比で5億62百万円(61.1%)減少し3億58百万円となりました。主な内訳は、前受金の増加額1億92百万円及び、税引前四半期純利益1億79百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、前年同期比で23百万円(827.8%)増加し26百万円となりました。主な内訳は、無形固定資産の取得による支出21百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は、前年同四半期比で36百万円(94.9%)増加し74百万円となりました。主な内訳は、配当金の支払であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期累計期間において、当社における事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動当第2四半期累計期間において、当社における研究開発活動の状況に重要な変更及び新たに生じた活動はありません。なお当第2四半期累計期間における研究開発費の総額は、前年同四半期と比較して18百万円(10.7%)減少し1億55百万円であります。
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