【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
当社グループにおける財政状態及び経営成績の分析は、次のとおりであります。
文中の将来に関する事項については、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、行動制限が緩和され、景気の持ち直しの動きがみられたものの、不安定な国際情勢や円安の影響等により原材料や資源価格の高騰、世界的な経済活動の停滞が懸念されるなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
個人消費につきましても、新型コロナウイルス感染症の不安に加え、原材料や資源価格の高騰、円安による物価の上昇等により、消費者の節約志向は高まる傾向が続いております。
このような環境において、当社グループはこれまで以上の成長を果たすべく、コロナ禍からの正常化を見据えた社会動向を捉え、取引先様との連携強化による取引拡大施策を実施いたしました。
当社は設立時より各小売業様の「店頭」を常に意識し、当社の強みである独自の情報分析を活かし、消費者の生活様式の変化や購買意識の変化を捉えることにより強化カテゴリーの更なる成長を図っております。ペット関連商品については、ペットの体調やライフステージに合わせたフードやペット用おやつの提案を実施し、また、化粧品関連商品については、外出機会が増加したことに合わせて基礎化粧品やメイクアップの提案等、消費者の行動変化を見据え、豊かで快適な暮らしに結びつく店頭の強化を実施してまいりました。
このような経営活動の結果、売上高は前年同期比4.0%の増加と、第3四半期としては7期連続の増加となりました。
販売費及び一般管理費については、資源価格の高騰から電気料金や配送費等が上昇する中、生産性向上に向けた各種施策を実施し、売上高が前年同期比4.0%の増加の中、前年同期比3.7%増加と0.3ポイント抑えることができました。
以上のような結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は678,996百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は10,097百万円(前年同期比5.2%減)、経常利益は10,785百万円(前年同期比4.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,233百万円(前年同期比5.1%減)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は320,180百万円となり、前連結会計年度末と比較して48,864百万円の増加となりました。
資産の部では、流動資産は247,201百万円となり、前連結会計年度末と比較して48,407百万円の増加となりました。
これは主に受取手形及び売掛金が28,611百万円、商品が12,882百万円、現金及び預金が3,603百万円増加したことによるものであります。
固定資産は72,979百万円となり、前連結会計年度末と比較して457百万円の増加となりました。
これは主に投資有価証券が702百万円増加したことによるものであります。
負債の部では、流動負債は193,309百万円となり、前連結会計年度末と比較して49,028百万円の増加となりました。
これは主に支払手形及び買掛金が33,814百万円、短期借入金が8,561百万円、1年内償還予定の社債が6,000百万円増加したことによるものであります。
固定負債は25,314百万円となり、前連結会計年度末と比較して5,547百万円の減少となりました。
これは主に流動負債への振り替えに伴い社債が6,000百万円減少したことによるものであります。
純資産の部は101,556百万円となり、前連結会計年度末と比較して5,384百万円の増加となり、自己資本比率は31.7%となりました。
セグメントの業績につきましては、当社グループは、日用品・化粧品等の卸売業を主たる事業とする単一セグメントであるため記載を省略しておりますので、カテゴリー別及び業態別の売上実績につきまして以下に記載いたします。
カテゴリー別売上実績
当第3四半期連結累計期間におけるカテゴリー別売上実績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
カテゴリー
主要商品
当第3四半期連結累計期間
自 2022年4月1日
至 2022年12月31日
前年同期比
%
ヘルス&ビューティー
(Health & Beauty)
化粧品、装粧品、入浴剤、身体洗浄剤、ヘアカラー、オーラルケア、医薬品、健康食品
211,826
106.3
ハウスホールド
衣料用洗剤類、台所・食器用洗剤類、住居用洗剤類
99,798
101.3
ホームケア
芳香・消臭剤、防虫剤、殺虫剤、薫香ローソク、乾電池/乾電池応用品、記録メディア、照明用品、電気応用品、OA用品、写真関連品
54,821
98.7
紙製品
ベビー用品、ベビー用おむつ、介護用品、大人用おむつ、生理用品、ティッシュペーパー、トイレットペーパー
130,214
102.8
家庭用品
台所消耗品、洗面用品、清掃用品、収納用品、季節品、保存用品、調理用品、卓上用品、行楽用品
46,805
101.3
ペット・その他
ペット用品、文具、玩具、カー用品
135,530
106.9
合計
678,996
104.0
カテゴリー別については、ペット・その他が前年同期比6.9%増、ヘルス&ビューティー(Health & Beauty)が同6.3%増、紙製品が同2.8%増など、夏場の天候不順による殺虫剤の不振が影響しているホームケア以外のカテゴリーで好調に推移しております。ペット関連商品については、グループ会社であるジャペル㈱の高い専門性を活かし、ペットの体調やライフステージに合わせたフード提案やペット用おやつの需要増加により、好調に推移しております。カテゴリーの構成比が大きいヘルス&ビューティー(Health & Beauty)については、行動制限が緩和されたことによる外出機会の増加に対し、取引先様への提案強化及び連携強化により、基礎化粧品やメイクアップ等を中心に好調に推移しております。
業態別売上実績
当第3四半期連結累計期間における業態別売上実績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
業態
当第3四半期連結累計期間
自 2022年4月1日
至 2022年12月31日
前年同期比
%
ドラッグストア
351,542
107.1
ホームセンター
98,512
102.1
スーパーマーケット(SM)
78,756
99.3
ディスカウントストア
49,130
101.2
GMS
29,649
91.3
その他
71,403
105.1
合計
678,996
104.0
業態別については、ドラッグストアが前年同期比7.1%増、ホームセンターは同2.1%増、ディスカウントストアは同1.2%増、Eコマースやバラエティ業態が含まれるその他は同5.1%増と好調に推移しております。
社会全体の経済環境が厳しい中、各業態・各小売業様の特長に合わせ、消費者動向を意識した提案を行うことで小売業様に貢献してまいります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの主要な設備に著しい変動はありません。また、設備の新設、除却等の計画に著しい変更はありません。
