【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染法上位置づけの5類移行に伴う大幅な制限緩和を受けた観光分野でのインバウンド需要や人出の増加による景気の緩やかな持ち直しが継続し、賃金増加が加速する反面、継続する物価高や人手不足、ウクライナ情勢や為替変動等世界情勢の不安定化を背景に、回復傾向は引き続き鈍くなっております。
当社を取り巻く環境においては、期初計画に対してコンシューマー向け製品が堅調に推移したことに加え、9月1日付で吸収合併したコエステ株式会社のクラウドサービス「コエステーション」の売上と受託売上を計上したことにより売上が増加した一方、法人向けパッケージ製品の売上が計画を下回ったものの、当第2四半期累計期間の売上額は前期比をやや上回る結果となりました。費用面においては、当第2四半期累計期間に実施したM&Aの関連費用がM&A成立により取得価額に織り込まれ資産計上となったことに加え、一部コンシューマー向け製品の発売時期の遅れにより、仕入原価、販売促進費の発生が下期にズレ込んだことから、営業利益、経常利益、四半期純利益の全てにおいて業績予想を上回りました。
この結果、当第2四半期会計期間末の財政状態及び当第2四半期累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
(資産)
当第2四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して192,534千円増加し、1,586,046千円となりました。これは主に、関係会社株式が926,328千円増加し、現金及び預金が749,096千円減少したことによるものです。
(負債)
当第2四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して201,837千円増加し、404,290千円となりました。これは主に、短期借入金が25,000千円、1年内償還予定の社債が30,000千円、社債が120,000千円増加したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末と比較して9,303千円減少し、1,181,755千円となりました。これは主に、利益剰余金が9,303千円減少したことによるものです。なお、減資により資本金が51,481千円減少し、資本剰余金が51,481千円増加しております。
この結果、自己資本比率は74.5%(前事業年度末は85.5%)となりました。
②経営成績
当第2四半期累計期間の売上高は299,609千円(前年同期比2.2%増)、営業利益は4,944千円(前年同期は営業損失24,001千円)、経常利益は4,841千円(前年同期は経常損失23,162千円)、四半期純損失は9,303千円(前年同期は四半期純損失16,471千円)となりました。
なお当社は音声合成事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりませんが、特性に応じた3つの区分別の売上高につきましては、法人向け製品126,994千円(前年同期比6.9%増)、法人向けサービス95,671千円(前年同期比2.3%増)、コンシューマー向け製品76,944千円(前年同期比4.9%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の四半期末残高は、前事業年度末と比較して863,652千円減少し、合併に伴い114,556千円増加したものの、487,699千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動の結果獲得した資金は、34,693千円(前年同期は4,817千円の支出)となりました。これは主に、税引前四半期純損失10,579千円が計上されたものの、非資金項目として抱合せ株式消滅差損13,066千円、減価償却費3,797千円、投資有価証券評価損2,353千円があり、さらに売上債権の減少額12,220千円、未払金の増加額7,089千円、法人税等の還付額7,030千円等があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により支出した資金は、1,069,544千円(前年同期は2,655千円の支出)となりました。これは主に、関係会社株式の取得による支出1,069,428千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動の結果獲得した資金は、171,198千円(前年同期は118,035千円の支出)となりました。これは主に、社債の発行による収入146,607千円、短期借入金の増加額25,000千円によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、32,918千円であります。なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第2四半期累計期間において、当社の従業員数について重要な変更はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
②受注実績
当社は、提供する主要なサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
③販売実績
当社は音声合成事業の単一セグメントのため、当第2四半期累計期間の販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。
サービスの名称
当第2四半期累計期間
(自 2023年4月1日
至 2023年9月30日)
前年同期比(%)
法人向け製品 (千円)
126,994
106.9
法人向けサービス (千円)
95,671
102.3
コンシューマー向け製品 (千円)
76,944
95.1
合計
(千円)
299,609
102.2
(8)主要な設備
当第2四半期累計期間において、当社の主要な設備について重要な変更はありません。
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