【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済社会活動の正常化が進むものの、長期化するロシア・ウクライナ情勢の懸念等により、世界的な原材料価格の高騰や半導体の不足、金融資本市場の変動等、依然として先行き不透明な状態が続いております。
当社を取り巻く環境においては、第1四半期に引き続き、当第2四半期におきましても、「緊急防災・減災事業債」における地方交付税措置が、当初令和2年度までとされていたことに伴い、防災案件が2021年3月期までに集中したことによる反動に加え、新型コロナウイルス等の影響による半導体不足が影響し、防災メーカーの入札控え等により、防災案件の売り上げが低調に推移しました。また、コロナ禍に伴う企業のテレワーク、学校のオンライン授業におけるeラーニング教材・動画等のナレーション作成用途での「AITalk® 声の職人®」、「AITalk® 声プラス®」等のパッケージ製品の需要増加も落ち着きが見られ、計画を下回って推移しました。「AITalk®声の職人®S」のリリースに伴い、販売記念キャンペーンを実施しましたが、防災案件及びパッケージ製品の不足分をカバーするに至りませんでした。
費用面につきましては、販売促進費の抑制等により当初予定は下回りましたが、売上高が業績予想を下回ったことにより、営業利益、経常利益、四半期純利益の全てにおいて、赤字を計上いたしました。
この結果、当第2四半期会計期間末の財政状態及び当第2四半期累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
(資産)
当第2四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して109,288千円減少し、1,245,643千円となりました。これは主に、現金及び預金が125,508千円減少したことによるものです。
(負債)
当第2四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して14,349千円減少し、60,977千円となりました。これは主に、その他に含まれる未払金が15,049千円減少したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末と比較して94,940千円減少し、1,184,665千円となりました。これは主に、自己株式が60,801千円増加したことと、利益剰余金が34,138千円減少したことによるものです。
②経営成績
当第2四半期累計期間の売上高は293,180千円(前年同期比11.0%減)、営業損失は24,001千円(前年同期は営業利益43,252千円)、経常損失は23,162千円(前年同期は経常利益40,432千円)、四半期純損失は16,471千円(前年同期は四半期純利益30,818千円)となりました。
なお当社は音声合成事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりませんが、特性に応じた3つの区分別の売上高につきましては、法人向け製品118,769千円(前年同期比27.2%減)、法人向けサービス93,515千円(前年同期比12.6%減)、コンシューマー向け製品80,895千円(前年同期比36.7%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の四半期末残高は、前事業年度末と比較して125,508千円減少し、1,053,967千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動により支出した資金は、4,817千円となりました。これは主に、売上債権の減少額12,188千円、法人税等の還付額8,865千円があったものの、税引前四半期純損失23,162千円が計上されたことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により支出した資金は、2,655千円となりました。これは主に、ホームページリニューアルの無形固定資産の取得による支出2,505千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動により支出した資金は、118,035千円となりました。これは主に、自己株式の取得による支出60,801千円、自己株式の取得のための預託金の増加額39,242千円によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社の経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、55,141千円であります。なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第2四半期累計期間において、当社の従業員数について重要な変更はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
②受注実績
当社は、提供する主要なサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。
③販売実績
当社は音声合成事業の単一セグメントのため、当第2四半期累計期間の販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。
サービスの名称
当第2四半期累計期間
(自 2022年4月1日
至 2022年9月30日)
前年同期比(%)
法人向け製品 (千円)
118,769
72.8
法人向けサービス (千円)
93,515
87.4
コンシューマー向け製品 (千円)
80,895
136.7
合計
(千円)
293,180
89.0
(8)主要な設備
当第2四半期累計期間において、当社の主要な設備について重要な変更はありません。
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