【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年12月31日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス第7波・第8波による感染の再拡大はあったものの、個人消費は持ち直し、経済活動の正常化の動きが見られました。一方で、円安の進行や原油・原材料価格の高騰などを背景とした急激な物価上昇により、国内景気の下振れリスクが存在しており、依然として先行き不透明な状況が続いております。このような状況のもと、当社グループにおきましては、お客様、従業員の安心・安全を第一に、引続き新型コロナウイルス感染予防対策を徹底し、店舗・教室、式場の運営に臨んでまいりました。
(和装事業)
和装事業におきましては、3年ぶりに緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの各種制限もなく、催事等も計画通りに開催することができ、受注も堅調に推移いたしました。11月には、”きものが持つ多様性″をテーマに第2回目となるきものコンテスト「Universal Kimono Award 2022」を開催するなど、きものが本来持っている価値や新たな魅力、可能性を発信してまいりました。また、受注獲得に向けた催事関連費用、教室生徒獲得に向けた募集費用などを積極的に投下し、お客様の獲得に努めてまいりました。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は10,733,543千円(前年同四半期比8.2%増)、セグメント利益は712,500千円(前年同四半期比42.7%増)となりました。当第3四半期連結会計期間での納品が進んだことから、当第3四半期連結会計期間末の受注残高は、4,896,410千円(前年同四半期末比6.5%減)となっております。
(ウエディング事業)
ウエディング事業におきましては、国内では3年ぶりの緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの各種制限のない状況の中、来館客数も回復し、結婚式の受注、施行ともに好調に推移いたしました。一方、中国上海の子会社では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、2022年3月28日から約2ヵ月間にわたり上海市政府によるロックダウンが行われた影響で、2022年4月から6月にかけては結婚式の受注、施行が行えない状況となりました。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,578,595千円(前年同四半期比14.2%増)、セグメント利益は230,594千円(前年同四半期比140.8%増)となりました。当第3四半期連結会計期間の施行が好調であったことから、当第3四半期連結会計期間末の受注残組数は、1,212組(前年同四半期末比2.3%減)となっております。
(全社)
上記の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高14,312,139千円(前年同四半期比9.7%増)、営業利益418,690千円(前年同四半期比425.4%増)、経常利益412,543千円(前年同四半期比140.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益376,249千円(前年同四半期比187.7%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は18,688,094千円(前連結会計年度比2.7%増)となりました。流動資産の残高は9,580,973千円(前連結会計年度比4.1%減)となりました。これは主に商品が91,898千円、レンタル商品が83,362千円、原材料及び貯蔵品が105,740千円増加した一方で、現金及び預金が399,780千円、売掛金が336,897千円減少したことによります。固定資産の残高は9,107,120千円(前連結会計年度比10.9%増)となりました。これは主に建物及び構築物(純額)が871,471千円増加したことによります。負債につきましては14,795,310千円(前連結会計年度比0.0%増)となりました。流動負債の残高は12,327,163千円(前連結会計年度比3.2%減)となりました。これは主に未払金が181,693千円、前受金が176,627千円増加した一方で、短期借入金が780,000千円減少したことによります。固定負債の残高は2,468,146千円(前連結会計年度比19.8%増)となりました。これは主に長期借入金が343,426千円増加したことによります。純資産につきましては3,892,783千円(前連結会計年度比14.3%増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益376,249千円を計上したこと、配当金77,191千円を支払ったことによります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
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