【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状態及び経営成績の状況
(a)経営成績の分析
(経営環境)
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響によるエネルギーコスト高騰、中国の不動産市場の低迷や欧米の金融引締めによる景気の下振れリスク等により先行き不透明な状況にあります。
我が国経済においても、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に移行されたことにより、社会経済活動の正常化が進んだものの、中国経済の先行き懸念や世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の減速が景気の下振れリスクとなっている他、原材料価格やエネルギーコストの高騰等により先行き不透明な状況が続いております。
(経営成績)
当社グループの売上高は前年同四半期比2,600百万円増加し32,430百万円となりました。このうち海外売上高は13,434百万円となり、売上高に占める割合は41.4%となりました。
損益面について、営業損益は主な原材料である鉛等の価格やエネルギーコストの高騰等はあったものの、前年同四半期比423百万円増加し42百万円の営業利益となりました。経常損益は支払利息等の費用の増加があったものの、為替差益の増加により前年同四半期比395百万円増加し164百万円の経常利益となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は2023年6月1日に従来の確定給付企業年金制度から確定拠出年金制度への移行に伴い、退職給付制度改定益857百万円を計上したこと等により、前年同四半期比823百万円増加し594百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(自動車)
前年同四半期と比較して、売上高は1,563百万円増加の24,497百万円、セグメント利益は661百万円(前年同四半期はセグメント利益102百万円)となりました。これは、国内、タイ市場での販売が堅調に推移したためであります。
(産業)
前年同四半期と比較して、売上高は1,013百万円増加の8,849百万円、セグメント損失は494百万円(前年同四半期はセグメント損失336百万円)となりました。これは、主に原材料価格が高騰したためであります。
(リチウム)
前年同四半期と比較して、売上高は2百万円減少の20百万円、セグメント損失は148百万円(前年同四半期はセグメント損失130百万円)となりました。これは、市場立ち上げに伴う準備費用が増加したためであります。
(不動産)
前年同四半期と比較して、売上高は28百万円増加の148百万円、セグメント利益は42百万円(前年同四半期はセグメント利益14百万円)となりました。これは、テナントの入居率増加により賃料収入が増加したためであります。
(その他)
前年同四半期と比較して、売上高は184百万円減少の161百万円、セグメント損失は18百万円(前年同四半期はセグメント損失30百万円)となりました。
(b)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という。)に比べて1,090百万円増加し64,368百万円となりました。流動資産は、前期末比378百万円増加し35,047百万円となり、固定資産は、前期末比711百万円増加し29,321百万円となりました。
流動資産増加の主な要因は、商品及び製品や仕掛品の増加によるものであります。
固定資産のうち、有形固定資産は前期末比898百万円増加し24,789百万円となりました。この増加の主な要因は、設備投資によるものであります。
投資その他の資産は、前期末比139百万円減少し3,570百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の負債の合計は、前期末比3百万円減少し28,327百万円となりました。流動負債は、前期末比2,130百万円増加し19,449百万円、固定負債は、前期末比2,134百万円減少し8,877百万円となりました。
有利子負債(短期借入金、長期借入金の合計額)は、前期末比2,405百万円増加し8,394百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における自己資本は、前期末比957百万円増加し34,665百万円となり、自己資本比率は、前期末の53.3%から53.9%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期連結会計期間末に比べ1,421百万円減少し8,149百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金収支は、前年同四半期比1,388百万円改善し、11百万円の支出となりました。これは主に、前年同四半期比で税金等調整前四半期純利益が改善したことや棚卸資産の増加幅が縮小したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金収支は、前年同四半期比261百万円減少の1,818百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が増加したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金収支は、前年同四半期比271百万円減少の1,361百万円の収入となりました。これは主に、前年同四半期比で短期借入による資金調達の増加幅が縮小したこと等によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、1,089百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
