【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状態及び経営成績の状況
(a)経営成績の分析
(経営環境)
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大が落ち着きをみせはじめ、経済活動の正常化が進む一方、世界的な金融引締めによる景気の下振れリスク等により先行き不透明な状況にあります。
我が国経済においても、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の制限が緩和され、回復の兆しが見受けられる一方、世界的な金融引締めによる海外景気の下振れが国内景気を下押しするリスクに十分注意が必要な状況にあります。
(経営成績)
当社グループの売上高は前年同四半期比3,030百万円増加し29,830百万円となりました。このうち海外売上高は11,975百万円となり、売上高に占める割合は40.1%となりました。
損益面について、営業損益は主な原材料である鉛等の価格やエネルギーコストが上昇した影響により前年同四半期比943百万円減少し381百万円の営業損失となりました。経常損益は為替差益等の収益の増加があったものの営業損失の影響により前年同四半期比877百万円減少し231百万円の経常損失となりました。
親会社株主に帰属する四半期純損失は前年同四半期比791百万円減少し228百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(自動車)
前年同四半期と比較して、売上高は3,015百万円増加の22,934百万円、セグメント利益は102百万円(前年同四半期はセグメント利益603百万円)となりました。これは、売上高は取り換え需要向けが堅調に推移したものの、利益は主な原材料である鉛等の価格上昇により減少したためであります。
(産業)
前年同四半期と比較して、売上高は503百万円増加の7,836百万円、セグメント損失は336百万円(前年同四半期はセグメント損失22百万円)となりました。これは、利益は主な原材料である鉛等の価格上昇により減少したためであります。
(不動産)
前年同四半期と比較して、売上高は65百万円減少の120百万円、セグメント利益は14百万円(前年同四半期はセグメント利益82百万円)となりました。これは、テナント退去により賃料収入が減少したためであります。
(その他)
前年同四半期と比較して、売上高は19百万円減少の369百万円、セグメント損失は161百万円(前年同四半期はセグメント損失101百万円)となりました。
(b)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という。)に比べて2,569百万円増加し63,251百万円となりました。流動資産は、前期末比1,093百万円増加し33,642百万円となり、固定資産は、前期末比1,476百万円増加し29,609百万円となりました。
流動資産増加の主な要因は、商品及び製品や仕掛品の増加によるものであります。
固定資産のうち、有形固定資産は前期末比1,040百万円増加し24,122百万円となりました。この増加の主な要因は、設備投資によるものであります。
投資その他の資産は、前期末比156百万円増加し4,425百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の負債の合計は、前期末比1,926百万円増加し28,781百万円となりました。流動負債は、前期末比2,244百万円増加し18,695百万円、固定負債は、前期末比317百万円減少し10,086百万円となりました。
有利子負債(短期借入金、長期借入金の合計額)は、前期末比2,762百万円増加し7,838百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における自己資本は、前期末比560百万円増加し33,107百万円となり、自己資本比率は、前期末の53.6%から52.3%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期連結会計期間末に比べ1,407百万円増加し9,570百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金収支は、前年同四半期比3,422百万円減少の1,400百万円の支出となりました。これは主に、棚卸資産の増加、仕入債務が減少したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金収支は、前年同四半期比390百万円減少の1,556百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出が増加したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金収支は、前年同四半期比3,115百万円増加の1,632百万円の収入となりました。これは主に、短期借入れによる資金調達を行ったこと等によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、1,109百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
