【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ウィズコロナのもとで各種政策の効果もあり、景気は緩やかに持ち直しつつありますが、海外景気の下振れリスクや物価上昇、供給面での制約などに留意することが必要な状況が続いております。
パチンコホール業界におきましては、のめり込み防止や依存症対策および感染防止対策等の取り組みを通じてファンの皆様がより安心・安全に楽しめる環境づくりを推進しております。その中で、ゲーム性や遊技環境、セキュリティの向上、およびのめり込みや感染防止対策の強化などに寄与するとされる、次世代遊技機「スマート遊技機」が2022年11月より導入されました。
遊技機業界におきましては、パチンコ遊技機ではヒットタイトルが複数登場するなどパチンコホール様での稼働も引き続き堅調に推移しております。一方、パチスロ遊技機におきましては6.5号機およびスマート遊技機である「スマートパチスロ」の導入により稼働が回復傾向にあります。
このような状況のもと、当社グループにおきましては、持続的な成長に向けて市場トレンドの先端を行く機種開発による稼働力向上を最重点課題として取り組むとともに、商品力を備えた新機種の継続的な市場投入を通じてホール設置シェア拡大と販売台数の底上げを図り、企業業績のさらなる向上に努めております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、国民的時代劇をモチーフにしたパチンコ遊技機を市場投入し、販売は堅調に推移いたしました。また、当社グループのパチンコ遊技機にて人気を博している「とあるシリーズ」のパチスロ遊技機第1弾を市場投入し、当初の計画を上回る販売台数を確保いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高266億7百万円(対前年同期比59.7%増)、営業利益44億37百万円(前年同期は営業損失25億24百万円)、経常利益46億20百万円(前年同期は経常損失24億35百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益39億48百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失30億35百万円)となりました。
※製品別の状況は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
パチンコ遊技機につきましては、「P新・遠山の金さん」(2022年10月発売)を市場投入したほか、その他のシリーズ機種などを継続販売いたしました。
以上の結果、販売台数は50千台(対前年同期比9.0%増)、売上高194億25百万円(同24.1%増)となりました。
(パチスロ遊技機)
パチスロ遊技機につきましては、「SLOTとある科学の超電磁砲(レールガン)」(2022年10月発売)を市場投入いたしました。
以上の結果、販売台数は17千台(対前年同期比449.9%増)、売上高は71億82百万円(同615.5%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は347億96百万円となり、前連結会計年度末に比べ36億51百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が53億60百万円増加したことに対し、受取手形、売掛金及び契約資産が18億92百万円、未収還付法人税等が3億4百万円減少したことによるものであります。固定資産は143億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億12百万円増加いたしました。これは主に、投資有価証券が9億78百万円増加したことに対し、長期前払費用が3億34百万円、建物(純額)が1億59百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は491億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ37億64百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は67億94百万円となり、前連結会計年度末に比べ62百万円増加いたしました。固定負債は22億75百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億29百万円増加いたしました。これは主に、繰延税金負債が2億41百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は90億69百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億91百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は400億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ34億72百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益39億48百万円および剰余金の配当11億19百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は81.6%となりました。
(3)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、43億94百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
