【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比(以下前期末比という)640,290千円増(1.3%増)の51,698,185千円となりました。
流動資産は同1,537,401千円減(4.0%減)の37,004,022千円、固定資産は同2,177,691千円増(17.4%増)の14,694,162千円となりました。
流動資産減少の主な要因は、現金及び預金の減少2,141,914千円と、受取手形及び売掛金の増加810,570千円による
ものです。
固定資産のうち有形固定資産は、同317,097千円減(2.9%減)の10,517,569千円となりました。
無形固定資産は、同2,659,386千円増(2100.1%増)の2,786,016千円となりました。
無形固定資産増加の主な要因は、買収によりのれんが2,726,389千円増加したことによるものです。
投資その他の資産は、同164,596千円減(10.6%減)の1,390,576千円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前期末比278,002千円減(5.3%減)の5,007,574千円となりました。
流動負債は同292,459千円減(6.6%減)の4,122,360千円、固定負債は同14,457千円増(1.7%増)の885,214千円
となりました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前期末比918,292千円増(2.0%増)の46,690,610千円となりました。こ
の主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払いにより、差引き利益剰余金が617,976千
円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は90.3%となりました。
②経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の第7波による感染者数の増加が8月のピークを境に一旦落ち着き、11月からは第8波となる感染者数の増加が続いていますが、外国からの来訪者の入国制限が解除されるなど、感染拡大防止と社会経済活動との両立を図る動きが見られます。一方で、ロシアのウクライナ侵攻が続き、円安等の影響により原材料価格が高騰し、依然として景気の先行きが不透明な状況にあります。
当社グループの属する医療関連業界におきましては、新型コロナウイルス感染症に対する懸念が続き、手術件数や検査件数の回復の動きにも影響が出ており、2022年4月の診療報酬改定に伴い対応が求められ、また社会保障の枠組みとしての医療提供体制の改革が継続的に行われるなど厳しい状況が続いております。
このような中で当社グループは、中期経営計画“NEXT300”を発表し、次なるステップとして売上高300億円を目標とし、品質の高い製品を医療現場に提供することを通じ、更なるビジネスの拡大への取り組みを進めております。2022年12月に株式会社Bolt Medicalを株式取得し連結子会社化しましたのは、脳血管内治療分野において将来に向けた成長への投資を行うことにより、この計画の達成に向けての取り組みの一環となります。
販売面におきましては、人工透析用留置針「ハッピーキャスProFlex」と静脈留置針「スーパーキャス7」の拡販と普及を図り、インターベンション類において既存製品の改良品「スーパーシースCoat Plus」を投入し、不整脈治療用のブレイデッドシース「AbRoad STOUT」及びスティーラブルシース「AbRoad FLEX」を上市するなど販促活動に努めてまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高16,448,251千円(前年同四半期比5.9%増)、利益面にお
いては、薬事関連費用の計上等で、販売費及び一般管理費が増加した影響により、営業利益3,319,909千円(同4.8%減)、経常利益3,393,216千円(同4.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,128,292千円(同1.6%減)とな
りました。
当社の商品区分である品目別の売上高は以下のとおりであります。
人工透析類におきましては、5,853,738千円(前年同四半期比3.8%増)となりました。静脈留置針類におきまして
は、4,618,813千円(同13.4%増)となりました。インターベンション類におきましては、5,966,898千円(同2.7%増)となりました。
なお、当社グループは、医療機器の製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略し
ております。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、168,698千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
