【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものである。 (1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間の事業環境は、公共投資は堅調に推移し、民間設備投資は持ち直しているものの、ウクライナ情勢の長期化や為替相場の影響などにより、エネルギー価格や原材料価格の高止まりが続く厳しい状況にあった。 こうした中、当社グループは、中期経営計画2024〔2021~2024年度〕に基づき、中国地域の基盤強化や都市圏の事業拡大、生産性の向上等の諸施策を進めている。 この結果、当第2四半期累計期間の連結業績は次のとおりとなった。 売上高は、空調管工事が減少したものの、屋内電気工事や連結子会社での増加などにより、前年同期に比べ増収となった。 営業利益は、売上高の増加に加え、原価管理の徹底や効率的な施工などにより売上総利益が増加し、前年同期に比べ増益となった。 経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に計上した為替差益の反動減に加え、為替差損を計上したことなどにより、前年同期を下回った。
[連結業績](単位:百万円、%)
区 分
前年同期(2022.4.1~2022.9.30)
当第2四半期(2023.4.1~2023.9.30)
増減額
増減率
売 上 高
79,515
82,699
3,184
4.0
営
業
利
益
1,084
1,479
395
36.5
経
常
利
益
2,403
1,451
△952
△39.6
親会社株主に帰属する四半期純利益
1,303
577
△725
△55.7
[個別業績](単位:百万円、%)
区 分
前年同期(2022.4.1~2022.9.30)
当第2四半期(2023.4.1~2023.9.30)
増減額
増減率
売 上 高
61,278
63,197
1,918
3.1
営
業
利
益
796
1,564
767
96.4
経
常
利
益
2,433
1,937
△ 496
△20.4
四
半
期
純
利
益
1,527
1,171
△ 356
△23.3
(設備工事業)当社グループの主たる事業である設備工事業は、売上高は721億2百万円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益(営業利益)は12億6千6百万円(前年同期比39.4%増)となった。
(その他の事業)その他の事業は、売上高は105億9千7百万円(前年同期比7.5%増)、セグメント利益(営業利益)は2億6千9百万円(前年同期比70.3%増)となった。
総資産は2,594億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ131億1千1百万円の減少となった。これは、受取手形・完成工事未収入金等の減少205億6千3百万円、未成工事支出金の増加34億1千8百万円、投資有価証券の増加30億7千7百万円などによるものである。 負債は554億8千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ149億6千2百万円の減少となった。これは、支払手形・工事未払金等の減少70億1百万円、持分法適用に伴う負債の減少68億3千5百万円などによるものである。純資産は2,039億2千万円となり、前連結会計年度末に比べ18億5千万円の増加となった。これは、利益剰余金の減少22億7千1百万円、その他有価証券評価差額金の増加40億1千7百万円などによるものである。
(2)キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、投資活動及び財務活動により資金を使用したが、営業活動による資金の獲得により、前連結会計年度末に比べ0百万円増加し、294億4百万円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間では、営業活動によって118億5千5百万円の資金を獲得した(前年同期は54億2千1百万円の資金の獲得)。これは主に、減価償却費16億1千1百万円、売上債権の減少額206億1百万円、未成工事受入金の増加額15億7千6百万円などの資金増加要因が、未成工事支出金の増加額34億1千8百万円、仕入債務の減少額70億2千3百万円、法人税等の支払額17億4千万円などの資金減少要因を上回ったことによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間では、投資活動によって90億6千4百万円の資金を使用した(前年同期は62億8千8百万円の資金の獲得)。これは主に、投資有価証券の売却及び償還により24億8千2百万円などの収入があったが、有形固定資産の取得により17億5千3百万円、投資有価証券の取得により93億4千2百万円などの支出があったことによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間では、財務活動によって29億4千6百万円の資金を使用した(前年同期は29億8千9百万円の資金の使用)。これは主に、配当金の支払いにより28億4千9百万円などの支出があったことによるものである。 (3)経営方針・経営戦略等当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等に重要な変更及び新たに定めた方針・戦略はない。
(4)優先的に対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はない。
(5)研究開発活動当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、1億4百万円である。なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はない。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因当社グループの事業に関して、経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには、以下のようなものがあり、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適切かつ迅速な対応に努めていく。また、ここで抽出した主要なリスク以外にも「取引先の信用に関するリスク」・「保有有価証券の時価下落に関するリスク」等があり、これらについても経済情勢や市場動向を注視しながら早期情報収集を行い、的確な対応に努めていく。① 品質不良に関するリスク② 法令・コンプライアンス違反に関するリスク③ 受注環境悪化に関するリスク④ 労働災害・交通事故に関するリスク⑤ 工事原価の増大に関するリスク⑥ M&A・出資参画事業に関するリスク⑦ 情報セキュリティに関するリスク⑧ 人材確保・育成に関するリスク⑨ 自然災害等に関するリスク⑩ 気候変動課題への対応に関するリスク
(7)資本の財源及び資金の流動性に関する分析資金の状況については、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりである。当社グループの運転資金及び設備投資資金などの資金需要については、自己資金を充当することを基本としている。
