【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続くなか、ロシアによるウクライナ侵攻によりエネルギーや原材料等の価格高騰が一段と進んだほか、円安の影響もあり、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の事業につきましては、主力である石炭事業部門において、新型コロナウイルス感染症拡大により稼働率が低下していた顧客の回復傾向が引続きみられたほか、ロシア・ウクライナ情勢の長期化の影響等により、石炭市況の高騰が続きました。
当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高33,047百万円(前年同期比310.8%増)、経常利益830百万円(前年同期比39.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益756百万円(前年同期比33.4%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①石炭事業部門
当第3四半期連結累計期間は、ロシアのウクライナ侵攻に端を発したエネルギー不安に産炭国の異常気象等が重なり、一般炭価格(発電用等)が過去最高水準で推移いたしました。さらに石炭需要家が、供給不安から引き取り時期の前倒し受注したほか、出資先の豪州ワンボ社から受取配当金536百万円(前年同期比24.3%増)も寄与し、売上高は32,492百万円(前年同期比333.3%増)、セグメント利益は1,066百万円(前年同期比40.0%増)と増収増益となりました。
②新素材事業部門
当第3四半期連結累計期間は、化合物半導体市場は好調に推移いたしましたが、スマートフォン向け市場の大幅減速の影響を受け、売上高は237百万円(前年同期比7.6%減)、セグメント利益は60百万円(前年同期比0.9%減)と減収減益となりました。
③採石事業部門
当第3四半期連結累計期間は、各工事現場が積雪前に追い込み出荷となり、販売量が伸び、売上高は318百万円(前年同期比9.6%増)となりましたが、消費電力や油脂類等の大幅な値上げがコストの増加となり、セグメント利益は50百万円(前年同期比24.8%減)と増収減益となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金等が減少したものの、売上債権や商品及び製品等の増加により、前連結会計年度末に比べて1,964百万円増加し、23,540百万円となりました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、仕入債務が減少したものの、短期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べて1,869百万円増加し、6,091百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、自己株式の取得や剰余金配当の実施等による減少があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前連結会計年度末に比べて95百万円増加し、17,448百万円となり、自己資本比率は74.1%となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更又は新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の実績はありません。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究活動の状況に重要な変更はありません。
