【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間における工作機械業界は、2023年9月の受注総額が1,339億円、うち内需が450億円、外需が888億円と、いずれも前年同月比では減少となるなど、内外需において調整局面が続いております。今後については、中国市場の低迷など先行き不透明な状況が続いておりますが、その中でも各国の製造業は自動化、環境対応、デジタル革新、生産拠点の分散化等の課題への対応を迫られており、これらのニーズが調整局面の受注の下支えになるものと見込まれております。このような経済環境下、当社は、金型関連研削盤については「SPG-X」「UJG-35i」を中心に、切削工具関連研削盤については「APX-101」「APX-105」「APX-F50」を中心に受注販売活動を行うほか、昨年発表した新機種である「SPG-XV」「APX-40」等の市場投入を進めており、各種展示会への出展を計画しております。製造につきましては、本社工場における生産設備の更新を前期に引き続き当期も継続して実施しており、生産体制の見直しや改善活動と合わせ、さらなる製品品質と生産効率の向上を図っております。研究開発につきましては、金型関連研削盤及び切削工具関連研削盤の新機種等の開発を継続するほか、新分野製品の開発に向けた取り組みを行っております。海外展開につきましては、引き続き、各地域において今後の需要拡大のための各施策を行っております。米国地域においては、アメリカノースカロライナ支店に当社製品を展示し北米のお客様に向けた受注活動を行っております。欧州地域においては、前期ドイツに設立した子会社であるWAIDA Europe GmbHを活用した欧州向けの受注販売活動を進めるほか、アフターサービス担当者を配置し、現地でのアフターサービスの拡充を図ることで、欧州でのさらなるシェア拡大を目指しております。アジア地域においては、台湾の連結子会社である和井田友嘉精機股份有限公司を活用した生産販売体制の強化にも引き続き取り組んでおります。この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,742百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は529百万円(前年同期比6.9%増)、経常利益は607百万円(前年同期比6.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は382百万円(前年同期比5.9%減)となりました。品目別に業績を示すと、次のとおりであります。
(金型関連研削盤)アジア地域向けの販売は増加したものの、国内及び中国向けの販売は減少し、売上高は872百万円(前年同期比15.3%減)となりました。金型関連研削盤の売上高は当社グル―プの総売上高の23.3%を占めております。
(切削工具関連研削盤)国内及び中国向けの販売は減少したものの、主に欧州等の地域向けの販売が増加し、売上高は2,033百万円(前年同期比8.4%増)となりました。切削工具関連研削盤の売上高は当社グループの総売上高の54.3%を占めております。
(その他の機械) その他の機械については、前期に引き続き半導体関連研削盤の販売が増加したことから、売上高は224百万円(前年同期比80.5%増)となりました。その他の機械の売上高は、当社グループの総売上高の6.0%を占めております。
(アフターサービス)アフターサービス(有償修理)及びメンテナンス部品については、売上高は611百万円(前年同期比24.7%増)となりました。アフターサービスにおける売上高は、当社グループの総売上高の16.3%を占めております。
(財政状態の分析)総資産は、前連結会計年度末に比べ71百万円増加し、11,770百万円となりました。これは、主として現金及び預金が580百万円、商品及び製品が266百万円増加し、電子記録債権が352百万円、仕掛品が322百万円、機械装置及び運搬具が109百万円減少したことなどによります。負債は、前連結会計年度末に比べ282百万円減少し、1,903百万円となりました。これは、主として支払手形及び買掛金が140百万円、役員賞与引当金が104百万円、長期借入金が123百万円減少したことなどによります。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ354百万円増加し、9,866百万円となりました。これは、主として利益剰余金が252百万円増加したことなどによります。
(キャッシュ・フローの状況)当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ580百万円増加し、4,214百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、898百万円となりました。(前年同期は27百万円の支出) 収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益556百万円、減価償却費136百万円、売上債権の減少額507百万円であり、支出の主な内訳は、役員賞与引当金の減少額104百万円、仕入債務の減少額140百万円、法人税等の支払額156百万円等であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、104百万円となりました。(前年同期は567百万円の支出) 支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出50百万円、無形固定資産の取得による支出53百万円等であります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、252百万円となりました。(前年同期は717百万円の支出) 支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出123百万円、配当金の支払額129百万円等であります。
(2) 経営方針・経営戦略等 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当第2四半期連結累計期間において、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に重要な変更はありません。
(4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標当第2四半期連結累計期間において、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標に重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上および財務上の課題に重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は203百万円であります。
