【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析当第2四半期連結累計期間におきましては、当社グループの主要顧客であるインバウンド市場で需要の大幅な回復が見られ、日本政府観光局(JNTO)によると、訪日外客数はコロナ禍前の2019年同期比で64%の水準となりました。また、国内市場においても、新型コロナウイルスの感染症法上の分類変更や行動制限緩和を受け、観光需要の回復が継続しました。
このような状況の中、当社グループではこれらの需要を確実に捉え、各事業とも宿泊部門においてADR(客室単価)、稼働率が前年同期比で大きく伸長しました。また、婚礼部門や宴会部門、料飲部門でも利用人員が増加しました。
これらの結果、当社グループ全体の売上高は前年同期比10,854百万円増収の29,162百万円、営業利益は前年同期比5,716百万円増益の1,912百万円、経常利益は前年同期比6,017百万円増益の2,504百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、ホテル鳥羽小涌園跡地の売却による特別利益を計上したこと等により3,073百万円となりました。
業績の概要は以下のとおりです。 (単位:百万円)
2023年第2四半期連結累計期間
前年同期比
売上高
29,162
10,854
営業利益
1,912
5,716
経常利益
2,504
6,017
親会社株主に帰属する四半期純利益
3,073
5,632
セグメント別の概況については以下のとおりです。セグメント別売上高・営業利益 (単位:百万円)
売上高
営業利益又は営業損失(△)
実績
前年同期比
実績
前年同期比
WHG事業
16,419
7,998
1,889
4,511
ラグジュアリー&バンケット事業
8,660
2,032
646
1,049
リゾート事業
3,120
920
△400
186
その他(調整額含む)
962
△95
△223
△31
合計
29,162
10,854
1,912
5,716
(注)調整額は、セグメント間取引消去によるものです。
WHG事業では、東京・関西を中心にインバウンド宿泊者数が増加しました。特に旗艦施設の「新宿ワシントンホテル」および「ホテルグレイスリー新宿」をはじめとして東京都内施設のADRが大きく上昇し、同事業全体では前年同期比で売上高は7,998百万円増収の16,419百万円、営業利益は4,511百万円増益の1,889百万円となりました。ラグジュアリー&バンケット事業では、「ホテル椿山荘東京」が全部門で前年同期比増収となりました。宿泊部門ではスイートルームの拡販施策が好調に推移したことなどにより、ADRが上昇しました。宴会部門では外国人招待会などの法人利用が好調に推移しました。これらにより同事業全体では前年同期比で売上高は2,032百万円増収の8,660百万円、営業利益は1,049百万円増益の646百万円となりました。リゾート事業では、「箱根小涌園 天悠」において、顧客のインバウンド比率が高まったことにより平日利用が増加し、稼働率が前年同期比で上昇しました。加えて、料理をグレードアップした高付加価値商品の販売等、単価向上施策を継続実施いたしました。また、「箱根小涌園ユネッサン」でもアニメや映画とのタイアップ企画の効果などにより入場人員が前年から増加し、同事業全体では前年同期比で売上高は920百万円増収の3,120百万円、営業損失は186百万円改善の400百万円となりました。
(2) 財政状態の分析 (資産・負債の状況)当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末比3,699百万円減少の96,263百万円となりました。現金及び預金が6,086百万円減少するなど流動資産が6,597百万円減少し、箱根小涌園再開発に伴う新規取得等により固定資産が2,898百万円増加しました。負債は、借入金の返済等により、前連結会計年度末比6,567百万円減少の70,654百万円となりました。
(純資産の状況)純資産は、前連結会計年度末比2,868百万円増加の25,608百万円となりました。A種優先配当金の支払い等により資本剰余金が602百万円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が3,073百万円増加しました。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は18,023百万円となり、前連結会計年度末から6,086百万円減少しました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動によるキャッシュ・フローは、3,003百万円のキャッシュ・イン(前年同四半期1,251百万円のキャッシュ・アウト)となりました。主に営業利益の計上によるものです。
②投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フローは、4,131百万円のキャッシュ・アウト(前年同四半期793百万円のキャッシュ・アウト)となりました。主に固定資産の取得によるものです。
③財務活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フローは、5,021百万円のキャッシュ・アウト(前年同四半期5,162百万円のキャッシュ・アウト)となりました。主に借入金の返済によるものです。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更は行っておりません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上および財務上の課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動該当事項はありません。
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