【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状態の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて0.0%増加し、261億5千1百万円となりました。これは主に、電子記録債権が7億8千9百万円増加、その他が1億6千5百万円増加、現金及び預金が1億9百万円増加、仕掛品が5千1百万円増加した一方、受取手形、売掛金及び契約資産が10億9千2百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて2.5%増加し、128億8千5百万円となりました。これは主に、投資その他の資産のその他が4億3千9百万円増加したことなどによります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて0.8%増加し、390億3千6百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて3.2%減少し、89億9千3百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が8億8千8百万円減少した一方、その他が6億1千万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて12.6%増加し、16億4千9百万円となりました。これは主に、その他が1億4千3百万円増加したことなどによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて1.1%減少し、106億4千3百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.6%増加し、283億9千3百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が2億2千5百万円増加、為替換算調整勘定が1億8千2百万円増加したことなどによります。
(2)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の売上高は75億1千万円と前年同四半期と比べ10億9千6百万円(17.1%増)の増収となりました。
営業利益は4億1千7百万円(前年同四半期は営業損失1億4千8百万円)、経常利益は5億4千3百万円(前年同四半期は経常損失3千9百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億2千5百万円(前年同四半期は四半期純損失1億4百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
・設備部門
設備部門は、塗装設備納入等の増加により売上高は52億1千8百万円と前年同四半期と比べ4億7千1百万円(9.9%増)の増収、営業利益は7億1千2百万円と前年同四半期と比べ2億9千3百万円(70.0%増)の増益となりました。
・自動車部品部門
自動車部品部門は、内装部品及び外装部品の生産・販売の増加により売上高は22億9千1百万円と前年同四半期と比べ6億2千5百万円(37.5%増)の増収、営業利益は1億5千7百万円(前年同四半期は営業損失1億1千3百万円)となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億4千万円であります。