【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和され持ち直しの動きがみられたものの、国際情勢に関連した円安やエネルギー・原材料価格の上昇による物価高騰などにより先行きは依然として不透明な状況が続いております。
海外旅行市場に関しては、新型コロナウイルスによる各国の入出国規制が緩和されたことにより、業務渡航及び一部方面のレジャー旅行が回復傾向にありましたが、依然として旅行需要は低い水準で推移しました。また、国内旅行市場に関しては、コロナ感染者数が10月を底に再び増加しましたが、政府の観光需要喚起策「全国旅行支援」の実施や団体旅行などにより回復基調で推移しました。 このような状況のもと、当社の旅行関連事業におきましては将来の旅行需要の回復期に向け、引き続きユーザー利便性向上のためのシステム開発を進めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は売上高1,465,362千円(前年同期比65.3%増)、営業損失82,843千円(前年同期は505,931千円の営業損失)、経常損失36,831千円(前年同期は412,737千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失61,748千円(前年同期は415,106千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、当社グループの報告セグメントは単一セグメントであるため、セグメントの業績については記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は6,113,652千円(前連結会計年度末比745,311千円増加)となりました。これは主に、投資有価証券が690,955千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は607,547千円(前連結会計年度末比326,571千円増加)となりました。これは主に、繰延税金負債が211,724千円、その他流動負債が48,689千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は5,506,105千円(前連結会計年度末比418,740千円増加)となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が479,705千円増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失61,748千円を計上したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
#C3926JP #オープンドア #情報通信業セクター