【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和され持ち直しの動きがみられたものの、国際情勢に関連した円安やエネルギー・原材料価格の上昇による物価高騰などにより先行きは依然として不透明な状況が続いております。
海外旅行市場に関しては、業務渡航と一部方面のレジャー旅行の回復が見受けられましたが、世界的な物価上昇や円安による旅行費用の高騰等の影響が続いたこともあり、緩やかな回復ペースで推移しました。また、国内旅行市場に関しては、新型コロナの新規感染者数の減少や新型コロナ5類移行などに伴う社会的な制約の軽減により、総じて回復基調を維持する形で推移しました。
このような状況のもと、当社の旅行関連事業におきましては将来の旅行需要の回復期に向け、引き続きユーザー利便性向上のためのシステム開発を進めてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は売上高652,319千円(前年同期比47.9%増)、営業利益14,900千円(前年同期は49,340千円の営業損失)、経常利益20,079千円(前年同期は34,370千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益895千円(前年同期は35,393千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、当社グループの報告セグメントは、「旅行関連事業」のみであり、その他の事業セグメントの重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は6,654,971千円(前連結会計年度末比251,685千円増加)となりました。これは主に、投資有価証券が229,600千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は825,019千円(前連結会計年度末比90,661千円増加)となりました。これは主に、繰延税金負債が70,351千円、その他流動負債が45,351千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は5,829,951千円(前連結会計年度末比161,024千円増加)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益895千円を計上したことに加え、その他有価証券評価差額金が159,296千円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
#C3926JP #オープンドア #情報通信業セクター