【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
(総資産)
当第3四半期末における総資産は、前連結会計年度末と比較して655百万円増加し4,816百万円となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金(純額)が98百万円、機械装置及び運搬具(純額)が14百万円及び未収入金が10百万円減少した一方で、投資有価証券が560百万円、現金及び預金が136百万円及び商品及び製品が85百万円増加したことによるものであります。
(負債)
負債総額につきましては、前連結会計年度末と比較して170百万円増加し1,369百万円となりました。主な要因は、賞与引当金が43百万円及び役員退職慰労引当金が14百万円減少した一方で、繰延税金負債が180百万円、買掛金が34百万円及び未払法人税等が14百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産総額につきましては、前連結会計年度末と比較して484百万円増加し3,447百万円となりました。主な要因は、その他有価証券評価差額金が389百万円及び利益剰余金が88百万円増加したことによるものであります。
②経営成績
当社グループの2023年3月期第3四半期の売上高につきましては、当社の主要製品であります注射薬用容器の「アンプル」「管瓶」の需要は堅調に推移し、主力製品である「管瓶」をインフルエンザワクチン用として供給いたしました。また、公的接種で使用される海外製新型コロナウイルスワクチンの容器として、当社製品は使用されておりませんが、国内製薬会社が開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチンの治験用に供給を継続し、前年実績を上回る売上高2,089百万円(前年同期比5.1%増)となりました。
利益面につきましては、加工用燃料他各種製造資材の価格が上昇する状況下、稼働率・歩留まりの向上及び経費節減に取り組みましたが、経営成績の維持は難しい状況となり当社製品の価格改定を実施した結果、営業利益142百万円(前年同期比33.3%増)、経常利益164百万円(前年同期比27.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益103百万円(前年同期比25.0%増)とそれぞれ増加しました。
③キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ85百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末には726百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、175百万円(前年同四半期は115百万円の資金増加)となりました。これは主に棚卸資産の増加が95百万円、賞与引当金の減少が43百万円及び法人税等の支払額26百万円があった一方で、税金等調整前四半期純利益164百万円、売上債権の減少が98百万円、減価償却費43百万円及び仕入債務の増加が34百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、67百万円(前年同四半期は64百万円の資金減少)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入268百万円があった一方で、定期預金の預入による支出309百万円及び有形固定資産の取得による支出25百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、22百万円(前年同四半期は36百万円の資金減少)となりました。これは主に新規の長期借入れによる収入80百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出86百万円及び配当金の支払による支出15百万円によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
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