【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
・経営成績当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の再度の感染拡大がみられたものの、総じて経済活動は回復基調で推移する状況となりました。しかしながら、不安定な世界情勢を受けたサプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰、さらには急速な円安進行などが継続しており、依然として景気見通しは不透明な状況が続いております。このような状況下においても、当社主力製品である「アルファフレームシステム」の販売は堅調に推移し、装置部門の自動化・省人化装置等を中心に様々な案件に対して積極的に取り組み、受注を確保いたしました。なお、提案営業の強化、お客様の利便性を高める新製品の開発、製造原価低減に向けた生産体制の見直し及び販売価格の見直しなどを展開しておりますが、物流逼迫の影響による代替部品調達コストの増加や工場新設による減価償却費の増加に加え、特に原材料価格の高騰による製造原価への影響は極めて大きく、利益確保が大変厳しい状況となっております。このような状況を踏まえ、本年10月1日よりアルファフレームシステムの販売価格の見直しを行うことにいたしました。1988年の販売開始以来、業務の効率化等によって製造原価低減を図ったことにより、アルファフレームシステムの販売価格を幾度となく引き下げてまいりましたが、この度、これまで一度も行っていなかった販売価格の引き上げに踏み切らざるを得ない状況に至っております。この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,578百万円(前年同四半期比97.3%)、営業利益は18百万円(前年同四半期比13.9%)、経常利益は38百万円(前年同四半期比27.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は29百万円(前年同四半期比18.6%)となりました。セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
[アルファフレーム部門]アルファフレーム部門におきましては、一般顧客向けの販売では期初より安定的な受注を確保し、回復基調で推移いたしました。特に当社独自の設計サポートサービス「カクチャTM」及び組立作業の省人化を可能とする「マーキングシステムTM」を活用した案件が伸長いたしました。また、特定顧客からの継続的な大口案件についても堅調に推移したことにより、前年同四半期と同等の売上高となりました。この結果、当部門の売上高は2,336百万円(前年同四半期比99.3%)となりました。
[装置部門]装置部門におきましては、各種機器・部品等の調達に支障が生じている状況下において、生産ライン設備及び洗浄装置等並びにFPD製造企業向けクリーンブースの案件を複数受注いたしました。この結果、当部門の売上高は643百万円(前年同四半期比146.1%)となりました。
[商事部門]商事部門におきましては、主要顧客各社ともに消耗品や治工具類の需要が安定しており、これらの売上高は堅調に推移し、機械設備関係についても複数の大型案件を受注いたしました。しかしながら、これら機械設備関係の納入時期が下半期に集中していることから、前年同四半期を下回る状況となりました。この結果、当部門の売上高は598百万円(前年同四半期比67.7%)となりました。
・財政状態当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前期末と比べ223百万円減少し、8,489百万円となりました。これは主に、電子記録債権が159百万円、原材料及び貯蔵品が152百万円、建物(純額)が811百万円、土地が177百万円、それぞれ増加した一方で、現金及び預金が79百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が284百万円、建設仮勘定が1,117百万円、それぞれ減少したことなどによります。負債は前期末と比べ117百万円減少し、3,956百万円となりました。これは主に、電子記録債務が126百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が183百万円、長期借入金が98百万円、それぞれ減少したことなどによります。純資産は前期末と比べ106百万円減少し、4,533百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上29百万円があった一方で、配当金の支払い114百万円があったことにより、利益剰余金が84百万円減少したことや、その他有価証券評価差額金が24百万円減少したことなどによります。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前期末と比べ79百万円減少し、557百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期間の261百万円のキャッシュ・アウトに対し、129百万円のキャッシュ・インとなりました。これは税金等調整前四半期純利益が38百万円、減価償却費の計上が143百万円それぞれあったことや売上債権の減少による資金の増加124百万円があった一方で、棚卸資産の増加による資金の減少148百万円、仕入債務の減少による資金の減少56百万円ならびに法人税等の支払額が45百万円あったことなどが主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期間の521百万円のキャッシュ・アウトに対し、22百万円のキャッシュ・アウトとなりました。これは有形固定資産の取得による支出が26百万円あったことや有形固定資産の売却による収入が16百万円あったことなどが主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期間の203百万円のキャッシュ・アウトに対し、189百万円のキャッシュ・アウトとなりました。これは長期借入金の返済による支出が98百万円あったことや配当金の支払額が114百万円あったことなどが主な要因であります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発活動に係る費用の総額は36百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績当第2四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメント名称
生産高(千円)
前年同四半期比(%)
アルファフレーム部門
2,344,265
99.3
装置部門
643,181
146.1
合計
2,987,446
106.7
② 商品仕入実績当第2四半期連結累計期間における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメント名称
品目
仕入高(千円)
前年同四半期比(%)
商事部門
工業用砥石
54,414
94.0
機械設備
316,545
57.2
工具・ツール・油脂類
157,876
97.7
合計
528,836
68.5
③ 受注実績当第2四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメント名称
受注高(千円)
前年同四半期比(%)
受注残高(千円)
前年同四半期比(%)
アルファフレーム部門
1,843,759
81.3
859,131
66.3
装置部門
613,045
120.4
318,058
119.1
商事部門
853,158
131.2
590,497
148.0
合計
3,309,964
96.5
1,767,687
90.1
④ 販売実績当第2四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメント名称
販売高(千円)
前年同四半期比(%)
アルファフレーム部門
2,336,868
99.3
装置部門
643,181
146.1
商事部門
598,000
67.7
合計
3,578,050
97.3
(注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
相手先
当第2四半期連結累計期間
販売高(千円)
割合(%)
前年同四半期比(%)
キヤノン株式会社
1,192,248
33.3
92.6
(7) 主要な設備
① 主要な設備の状況当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度より建設に着手しておりました立山第3工場が竣工し、稼働を開始いたしました。
② 設備の新設、除却等の計画当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等の計画はありません。
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