【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日から9月30日まで)における当社グループを取り巻く状況につきましては、自動車関連をはじめとして製造業全般において設備投資が活発に行われました。しかし、サプライチェーンにおける半導体等の部品の不足による生産活動への影響やインフレの加速、急激な為替変動等、先行き不透明な状況が続いております。このような中、当社グループにおきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止を図りつつ、お客様への商品の供給とサービス活動の継続に努めました。特に半導体をはじめとする部品不足については、代替品の採用、設計変更等あらゆる対策を行い、影響を最小限にとどめるべく、会社の総力を挙げて対処しました。当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が4,161億28百万円(前年同期比18.4%増)、経常利益が1,155億47百万円(前年同期比7.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が842億14百万円(前年同期比7.1%増)となりました。部門別の事業の概況につきましては、次のとおりです。FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、中国でロックダウン等のゼロコロナ政策の影響はありましたが、高いレベルで推移しました。また、欧米、アジア、日本も引き続き堅調に推移したことから、当社のCNCシステムの売上は増加しました。FA部門の売上高は1,294億50百万円(前年同期比24.5%増)となりました。ロボット部門については、中国でEV、IT関連向けを中心に売上が好調に推移し、米国でも一般産業向けおよびEV関連の需要を取り込んだ自動車産業向けの売上が堅調で、欧州でも一般産業向けの売上が好調に推移しました。国内では売上は横ばいでした。これらの結果、ロボット部門の売上高は1,616億41百万円(前年同期比33.4%増)となりました。ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)では、好調だったパソコン、タブレット、スマートフォン市場からの需要が一巡し、売上が減少しました。ロボショット(電動射出成形機)では、IT関連、医療市場向けの需要が堅調に推移し、引き続き高水準の売上でした。ロボカット(ワイヤ放電加工機)では、IT関連、自動車部品市場向けの需要が好調に推移し、売上が増加しました。これらの結果、ロボマシン部門の売上高は711億10百万円(前年同期比12.3%減)となりました。サービス部門については、「サービス ファースト」をキーワードに、サービス体制の強化、IT技術の積極的な導入による効率アップ等を進めています。サービス部門の売上高は539億27百万円(前年同期比19.1%増)となりました。
(2) 財政状態資産合計は、前年度末比826億42百万円増の1兆8,666億6百万円となりました。 負債合計は、前年度末比13億34百万円増の2,354億19百万円となりました。 純資産合計は、前年度末比813億8百万円増の1兆6,311億87百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年度末比271億31百万円減の5,475億24百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、前年同期比289億31百万円減の461億8百万円であり、これは主に棚卸資産の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、前年同期比101億38百万円増の260億93百万円であり、これは主に有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は、前年同期比187億59百万円増の594億63百万円であり、これは主に自己株式の取得による支出が増加したことによるものです。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は253億14百万円です。 なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
