【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状態及び経営成績の状況当第1四半期連結累計期間(2023年6月21日から2023年9月20日まで)におけるわが国経済は、2023年5月に新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症へ移行したことにより、社会経済活動の正常化が進んだものの、原材料価格等の高騰や国際金融市場の動向等により、景気の先行きは依然として不透明な状態で推移いたしました。このような状況の中、当社グループは「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、地域シェアを高めるためドミナントエリア構築に邁進いたしました。また、お客様の節約志向に応えるため青果や精肉等の生鮮食品の品揃えを強化するとともに、生活必需品のディスカウントに尽力いたしました。当第1四半期連結累計期間における新規出退店につきましては、R店を福井県に1店舗、石川県に1店舗出店し、大型店を3店舗閉店いたしました。これにより、当第1四半期連結会計期間末における店舗数は、R店354店舗、大型店54店舗の計408店舗となりました。この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は468億71百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ42億58百万円(10.0%)増加いたしました。利益に関しましては、経常利益は20億89百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ4億円(23.7%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億44百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ3億42百万円(31.1%)の増益となりました。次に、当第1四半期連結累計期間における業態別の売上高を見ますと、「R店」370億60百万円、「大型店」97億36百万円、「その他」75百万円となりました。また、商品別の内訳では、「食品」320億54百万円、「雑貨」59億62百万円、「化粧品」45億81百万円、「医薬品」39億28百万円、「その他」3億44百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ12億14百万円増加し、1,071億27百万円となりました。その主な要因は、有形固定資産が22億74百万円増加し、現金及び預金が9億16百万円減少したことによるものです。負債合計は、前連結会計年度末に比べ57百万円減少し、651億73百万円となりました。その主な要因は長期借入金が36億15百万円増加し、1年内返済予定の長期借入金が28億81百万円、未払金等のその他流動負債が8億55百万円減少したことによるものです。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ12億72百万円増加し、419億53百万円となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(5)研究開発活動該当事項はありません。
(6)従業員数当第1四半期連結累計期間において、当社グループの従業員の著しい増減はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績当第1四半期連結累計期間において、当社グループの仕入実績、販売実績に著しい変動はありません。