【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第3四半期連結累計期間(2022年6月21日から2023年3月20日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が段階的に緩和された一方、エネルギー価格の上昇や円安に伴う物価上昇により、景気の先行きは依然として不透明な状態で推移いたしました。このような状況の中、当社グループは「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、地域シェアを高めるためドミナントエリア構築に邁進いたしました。また、お客様の節約志向に応えるため青果や精肉などの生鮮食品の品揃えを強化するとともに、生活必需品のディスカウントに尽力いたしました。当第3四半期連結累計期間における新規出退店につきましては、R店を滋賀県に4店舗、石川県に3店舗、愛知県に2店舗、岐阜県に1店舗、福井県に1店舗出店いたしました。また、大型店を5店舗閉店し、2店舗をR店へ改装いたしました。これにより、当第3四半期連結会計期間末における店舗数は、R店332店舗、大型店60店舗の計392店舗となりました。この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,242億5百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ104億38百万円(9.2%)増加いたしました。利益に関しましては、経常利益は50億49百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ5億68百万円(12.7%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は33億13百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ2億47百万円(8.1%)の増益となりました。次に、当第3四半期連結累計期間における業態別の売上高を見ますと、「R店」929億23百万円、「大型店」311億38百万円、「その他」1億42百万円となりました。また、商品別の内訳では、「食品」837億31百万円、「雑貨」159億13百万円、「化粧品」123億46百万円、「医薬品」113億11百万円、「その他」9億2百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ26億8百万円増加し、997億26百万円となりました。その主な要因は、有形固定資産が35億36百万円増加し、現金及び預金が12億27百万円減少したことによるものです。負債合計は、前連結会計年度末に比べ3億62百万円減少し、605億21百万円となりました。その主な要因は買掛金が20億64百万円減少し、長期借入金が15億78百万円増加したことによるものです。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ29億71百万円増加し、392億5百万円となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動該当事項はありません。
(6) 従業員数当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員の著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績当第3四半期連結累計期間において、当社グループの仕入実績、販売実績に著しい変動はありません。