【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間(2022年6月21日から2022年12月20日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、原材料コストやエネルギー価格の高騰により、景気の先行きは依然として不透明な状態で推移いたしました。このような状況の中、当社グループは「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、地域シェアを高めるためドミナントエリア構築に邁進いたしました。また、お客様の節約志向に応えるため青果や精肉などの生鮮食品の品揃えを強化するとともに、生活必需品のディスカウントに尽力いたしました。当第2四半期連結累計期間における新規出退店につきましては、R店を石川県に3店舗、滋賀県に3店舗、愛知県に1店舗、福井県に1店舗出店し、大型店を4店舗閉店いたしました。また、大型店を2店舗、R店へ改装いたしました。これにより、当第2四半期連結会計期間末における店舗数は、R店329店舗、大型店61店舗の計390店舗となりました。この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は838億74百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ76億32百万円(10.0%)増加いたしました。利益に関しましては、経常利益は35億61百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ4億35百万円(13.9%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は22億71百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ1億38百万円(6.5%)の増益となりました。次に、当第2四半期連結累計期間における業態別の売上高を見ますと、「R店」622億52百万円、「大型店」215億24百万円、「その他」96百万円となりました。また、商品別の内訳では、「食品」560億83百万円、「雑貨」110億8百万円、「化粧品」85億6百万円、「医薬品」76億58百万円、「その他」6億16百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ37億54百万円増加し、1,008億72百万円となりました。その主な要因は、商品が13億40百万円、有形固定資産が20億6百万円増加したことによるものです。負債合計は、前連結会計年度末に比べ16億54百万円増加し、625億38百万円となりました。その主な要因は未払金などのその他流動負債が12億78百万円増加したことによるものです。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ21億円増加し、383億34百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4億30百万円減少し、50億7百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果得られた資金は、37億35百万円(前年同期は6億34百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益33億57百万円によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果使用された資金は、36億11百万円(前年同期は37億89百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出34億78百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果使用された資金は、5億54百万円(前年同期は4億11百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入45億97百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出49億52百万円によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動該当事項はありません。
(7) 従業員数当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員の著しい増減はありません。
(8) 生産、受注及び販売の実績当第2四半期連結累計期間において、当社グループの仕入実績、販売実績に著しい変動はありません。