【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状態及び経営成績の状況当第1四半期連結累計期間(2022年6月21日から2022年9月20日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、原材料コストやエネルギー価格の高騰により、景気の先行きは依然として不透明な状態で推移いたしました。このような状況の中、当社グループは「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、地域シェアを高めるためドミナントエリア構築に邁進いたしました。また、お客様の節約志向に応えるため青果や精肉などの生鮮食品の品揃えを強化するとともに、生活必需品のディスカウントに尽力いたしました。当第1四半期連結累計期間における新規出退店につきましては、R店を石川県に1店舗、滋賀県に1店舗出店し、大型店を1店舗閉店いたしました。これにより、当第1四半期連結会計期間末における店舗数は、R店321店舗、大型店66店舗の計387店舗となりました。この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は426億13百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ34億95百万円(8.9%)増加いたしました。利益に関しましては、経常利益は16億88百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ1億62百万円(△8.8%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億2百万円と前第1四半期連結累計期間に比べ1億30百万円(△10.6%)の減益となりました。次に、当第1四半期連結累計期間における業態別の売上高を見ますと、「R店」313億52百万円、「大型店」112億12百万円、「その他」48百万円となりました。また、商品別の内訳では、「食品」282億71百万円、「雑貨」56億47百万円、「化粧品」43億49百万円、「医薬品」40億29百万円、「その他」3億16百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ6億17百万円減少し、965億1百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が6億46百万円減少したことによるものです。負債合計は、前連結会計年度末に比べ15億35百万円減少し、593億49百万円となりました。その主な要因は未払金などのその他流動負債が9億61百万円、長期借入金が4億3百万円減少したことによるものです。純資産合計は、前連結会計年度末に比べ9億18百万円増加し、371億52百万円となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(5)研究開発活動該当事項はありません。
(6)従業員数当第1四半期連結累計期間において、当社グループの従業員の著しい増減はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績当第1四半期連結累計期間において、当社グループの仕入実績、販売実績に著しい変動はありません。