【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するなか、社会経済活動の正常化に向けた動きが進み、景気の持ち直しが期待されるものの、資源価格の上昇や急激な円安の進行による物価の上昇など、先行きは依然として不透明な状況で推移しました。その結果、営業収益は40億69百万円(前年同四半期比2.6%増)、経常利益は1億44百万円(前年同四半期比1.4%増)、四半期純利益は95百万円(前年同四半期比27.2%減)となりました。
流動資産は、36億24百万円(前期末比3.3%増、1億14百万円増)となり、そのうち現金及び預金は20億36百万円(前期末比1億9百万円減)、受取手形及び営業未収入金は15億11百万円(前期末比1億84百万円増)となりました。固定資産は、63億38百万円(前期末比1.6%減、1億1百万円減)となり、そのうち有形固定資産は58億57百万円(前期末比1億5百万円減)、投資有価証券は2億28百万円(前期末比3百万円増)となりました。流動負債は、12億64百万円(前期末比2.9%増、35百万円増)となり、そのうち営業未払金は3億9百万円(前期末比67百万円増)、賞与引当金は1億76百万円(前期末比2百万円増)となりました。固定負債は、24億60百万円(前期末比3.3%減、83百万円減)となり、そのうち長期借入金は21億60百万円(前期末比90百万円減)となりました。純資産は、62億38百万円(前期末比1.0%増、60百万円増)となり、そのうち利益剰余金は39億75百万円(前期末比57百万円増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、20億36百万円になりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は35百万円(前年同四半期は得られた資金は19百万円)となりました。これは主に売上債権の増加額が増加、流動負債のその他(主に未払消費税等)の減少額が減少、法人税等の支払額が増加したこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は11百万円(前年同四半期は得られた資金は2億30百万円)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入が減少したこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は1億32百万円(前年同四半期は使用した資金は1億41百万円)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出等が概ね前年同四半期と同額であったこと等によるものです。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期累計期間において、当社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
(5) 主要な設備当第2四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前事業年度末に計画した主要な設備の新設、除却等について著しい変動はありません。