【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況第1四半期連結累計期間におけるわが国経済を見れば、新型コロナウイルス感染症の法的位置付けが2023年5月に5類感染症へ移行して行動制限の緩和が進むなど、社会経済活動の正常化が進んでいます。一方で、原材料価格の高騰、金融引締めの影響、長期化するウクライナ情勢に伴う地政学的リスクなどによる世界経済への影響も不安視され、引続き先行きは不透明な状況が続いています。
このような環境の中、当社の事業においては、遊戯機械分野では国内外で受注環境が回復しており、新設ライドや補修部材の需要増加に繋がっている上、舞台機構分野でもコンサートや大型イベントが相次いで再開され、仮設舞台装置の需要が盛り上がっています。
この結果、売上高は10,184百万円(前年同期比47.8%増)、営業損失は188百万円(前年同期は営業損失924百万円)、経常損失は125百万円(前年同期は経常損失825百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は167百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失646百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。(売上高はセグメント間の内部売上を含んでおりません。)
遊戯機械海外を中心に大型受注案件が順調に推移していることから、人件費等販売費の増加はあったものの、セグメント売上高は5,954百万円(前年同期比72.4%増)、セグメント損失は89百万円(前年同期はセグメント損失315百万円)となりました。
舞台設備コンサートやイベント向け仮設舞台装置の需要が盛り上がっている上、常設の舞台機構でも改修案件を中心に工事が進捗したことから、セグメント売上高は3,109百万円(同32.3%増)、セグメント利益は253百万円(前年同期はセグメント損失225百万円)となりました。
昇降機公共施設や集合住宅用の改修工事が着実に進捗したことに加え、保守・メンテナンス事業も堅調に推移したことから、セグメント売上高は1,088百万円(同2.8%増)、セグメント利益は20百万円(前年同期はセグメント損失12百万円)となりました。
その他セグメント売上高は31百万円(同17.1%増)、セグメント利益は14百万円(同34.6%増)となりました。
(資産の部)資産は、前連結会計年度末に比べ2,345百万円減少し、70,728百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1,530百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が計2,059百万円減少したのに対し、株価上昇に伴い投資有価証券が637百万円、仕掛品が381百万円それぞれ増加したことなどによります。(負債の部)負債は、前連結会計年度末に比べ2,889百万円減少し、34,147百万円となりました。これは主に、借入金が2,376 百万円、買掛金が951百万円、未払法人税等が514百万円それぞれ減少したのに対し、契約負債が609百万円、繰延税金負債が258百万円それぞれ増加したことなどによります。(純資産の部)純資産は、前連結会計年度末に比べ543百万円増加し、36,581百万円となりました。これは主に、配当金の支払いに加えて当期損失の影響もあり利益剰余金が538百万円減少したものの、株価上昇によりその他有価証券評価差額金が442百万円、為替換算調整勘定が617百万円増加したことなどによります。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、163百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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