【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類感染症に移行されたことに伴い、行動制限の緩和が進み、経済・社会活動が正常化に向かいつつあるものの、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長期化していることによる資源・エネルギー価格などの高騰に加え、為替相場の変動による物価上昇など景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
宝飾品業界におきましても、こうした景況を反映し、企業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況であります。
このような経済情勢のもと、当社は「2023 Summer Collection」として、水しぶきをモチーフにデザインしたカラーストーンジュエリーやプラチナを使用したクールなダイヤモンドジュエリーを発表するとともに、スタイリング動画の配信、雑誌掲載、SNSの運用を行うなどのプロモーションを行うことでお客様の来店促進に努めてまいりました。また、既存店のリニューアルを進め、店舗の活性化を図り、販売力の更なる強化に取り組んでまいりました。
その結果、売上高は4,291百万円(前年同期比6.0%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は160百万円(前年同期比22.7%減)、経常利益は190百万円(前年同期比22.6%減)、四半期純利益は108百万円(前年同期比26.0%減)となりました。
なお、当社の事業内容は、宝飾品の製造とその販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、セグメントごとの業績の状況の記載を省略しております。
② 財政状態の分析
当第1四半期会計期間末の総資産は、67,720百万円となり、前事業年度末と比較して623百万円減少しております。これは主に、商品及び製品が472百万円、原材料及び貯蔵品が262百万円増加したものの、現金及び預金が1,144百万円、売掛金が189百万円減少したことによるものです。
負債の部は、1,466百万円となり、前事業年度末と比較して343百万円減少しております。これは主に、未払費用が221百万円増加したものの、未払法人税等が361百万円、賞与引当金が122百万円減少したことによるものです。
純資産の部は、66,254百万円となり、前事業年度末と比較して280百万円減少しております。これは主に、利益剰余金が281百万円減少したことによるものです。利益剰余金の減少は、四半期純利益の計上に伴い増加したものの、配当金の支払に伴い減少したことによるものです。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発費は、6百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期累計期間において、当社の資本の財源及び資金の流動性についての重要な変更はありません。
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