【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。 なお、当社は商品小売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。
(1) 財政状態の状況 当第3四半期会計期間末において、前事業年度末の財政状態と比べて主な変動は次のとおりであります。 資産の部においては、有形固定資産は、新店3店舗の新設、既存店5店舗の改装及び物流センターの新設などにより、2,130百万円増加し66,022百万円となりました。 負債の部においては、流動負債は、買掛金の増加1,907百万円等により、1,846百万円増加し24,733百万円となりました。固定負債は、長期借入金の減少2,990百万円等により、2,865百万円減少し18,589百万円となりました。純資産の部においては、利益剰余金の増加等により、4,374百万円増加し59,181百万円となりました。
(2) 経営成績の状況 ① 営業収益 売上高は、前年同四半期に比べ16,057百万円増加し、140,469百万円(前年同期比12.9%増)となり、営業収入は、前年同四半期に比べ151百万円増加し、4,073百万円(前年同期比3.9%増)となりました。 以上の結果、営業収益は、前年同四半期に比べ16,208百万円増加し、144,543百万円(前年同期比12.6%増)となりました。
この主な要因は、前事業年度及び当事業年度に開店した新店効果及び既存店の売上高の増加によるものであります。なお、既存店舗の売上高は、前年同期比108.3%となりました。
② 営業利益 営業利益は、前年同四半期に比べ1,181百万円増加し、7,743百万円(前年同期比18.0%増)となりました。当第3四半期は前年同四半期と比較し、売上高営業利益率が増加しました。
③ 経常利益 経常利益は、前年同四半期に比べ1,132百万円増加し、7,757百万円(前年同期比17.1%増)となりました。売上高に対する経常利益の比率は、前年同四半期と比べ0.20ポイント増加し、5.52%となりました。
④ 四半期純利益 税引前四半期純利益につきましては、前年同四半期に比べ1,181百万円増加し、7,796百万円(前年同期比17.9%増)となり、法人税等負担額は前年同四半期に比べ399百万円増加し、2,503百万円(前年同期比19.0%増)となりました。
その結果、当第3四半期における四半期純利益は前年同四半期に比べ782百万円増加し、5,293百万円(前年同期比17.3%増)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
(5) 重要な設備の新設等前事業年度末において計画中であった新設等について、当第3四半期累計期間に完成したものは次のとおりであります。
事業所名
設備の内容
所在地
完成年月
坂出ロジスティクスセンター
物流センター新設
香川県坂出市
2023年3月
野里店
店舗新設
兵庫県姫路市
2023年4月
東予店
店舗新設
愛媛県西条市
2023年6月
西宮山口店
店舗新設
兵庫県西宮市
2023年11月
また、当第3四半期累計期間に確定した設備は、次のとおりであります。
事業所名(所在地)
設備の内容
投資予定金額(百万円)
資金調達方法
着手年月
完了予定年月
完成後の増加売場面積(㎡)
総額
既支払額
防府新田店山口県防府市
店舗新設
1,027
847
自己資金及び借入金等
2023年6月
2023年12月
2,064
合計
1,027
847
―
―
―
2,064
(注) 1
上記の投資予定金額の総額においては、計画しているリース、受入建設協力金、受入敷金を控除しておりません。
2 完成後の増加売場面積は、スーパーマーケットの面積のみを表示しております。