【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当社グループは、前連結会計年度末より連結財務諸表を作成しているため、(1)経営成績の状況について、対前年同四半期増減率を記載しておりません。
(1)経営成績の状況
当社グループは、主に飲食業界に特化した人材サービス及び事業再生支援による水産物の冷凍加工業を展開しております。
当社グループのビジョン・ミッション・バリューを基礎として、ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた次の10年を「食ビジネスの変革を支援する会社」と定義しています。激変する消費者の行動・価値観変容を理解し、飲食店の新たな収益機会や業態の創出と変革にかかる店舗・業務・人材・資金をトータルサポートすることで食産業の再成長に貢献いたします。
主要事業であるHR事業においては、コロナ前・コロナ禍を比較・分析し、中期的なターゲットとなるKPIを設定し、2026年〜2027年には主要事業売上が40〜50億円(CAGR25〜30%)程度まで回復・再成長すると試算しています。これまで支援し続けた「人」を起点に、新たな食体験・食サービスとエコシステムを提供することで、事業規模の再拡大に向けた取り組みを加速させてまいります。
当第3四半期連結会計期間の取り組みとしまして、2023年7月に飲食事業者向けアルバイト業務管理クラウドのシフト管理・勤怠管理・給与管理SaaSプロダクトであるCAST事業を譲り受けております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は1,991,467千円となりました。主要事業であるHR事業においては、人流の回復とインバウンド需要も増加し、飲食業界の人材採用ニーズはさらに高まっております。また、従前の課題であった求職者の集客においても回復し、堅調に推移しております。社内における人員体制の整備は引き続き進めており、さらなる売上の伸長を図ります。また、事業再生・成長支援セグメントであるきゅういち株式会社の売上高は堅調に推移しております。
利益につきましては、費用削減に努め、人員は確保しつつ費用対効果を見極めた投資の結果、営業利益は189,573千円、経常利益は188,959千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は162,375千円となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、当社グループは、単一セグメントであったためセグメント別の記載を省略しておりましたが、前連結会計年度末においてきゅういち株式会社を連結子会社化したことに伴い、開示情報としての重要性が増したため「事業再生・成長支援」を報告セグメントとしてセグメント情報を記載することとしました。また、当第3四半期連結会計期間より、従来「事業再生」としていたセグメント名称を「事業再生・成長支援」に変更しております。当該セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。
①HR事業
HR事業におきましては、クックビズ株式会社で飲食業界に特化した求人情報サイト「cookbiz」を運営しており、当該サイトを通じて、コンサルタントを介した有料職業紹介を行う「人材紹介サービス」、求人情報を求職者に提供する「求人広告サービス」、ダイレクトリクルーティングサービスを提供する「スカウトサービス」を中心に展開しております。また、研修サービス、採用総合支援サービスやCAST事業等の新規サービスを「その他」に分類しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、「人材紹介サービス」、「求人広告サービス」、「スカウトサービス」は概ね当初の見立て通りに推移いたしました。また、「その他」サービスである採用総合支援サービス「採用総合パッケージ」は、引き続き各顧客における採用計画に対して順調に進捗しており、新規成約のほか、継続的に利用される企業も増加しております。
その結果、当セグメントにおける売上高は1,361,537千円、セグメント利益は121,655千円となりました。
※ cookbiz:当社は人材紹介サービス及び求人広告サービスにおいて「cookbiz」の同一ブランドにて展開しております。
②事業再生・成長支援
事業再生・成長支援におきましては、きゅういち株式会社でホタテ・ホッケ・サバ等の冷凍加工業を行っております。主に道南エリアの漁業協同組合等から買付を行い、冷凍加工後、商社、大手水産加工会社等へ販売することを主要業務としております。同社においては漁業協同組合において複数の買参権を保有していることや、海水を工場まで引き込むことで鮮度を維持したまま冷凍し、高品質な水産加工品を製造しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、例年どおり噴火湾でのほたて両貝の取引、ベビーホタテの仕入・加工・販売が堅調に推移したほか、南かやべ地域において、ホッケを中心に鮮魚の水揚げ量が例年通り安定的に推移し、単価も堅調に推移した結果、想定通りの売上高を計上することができました。
その結果、当セグメントにおける売上高は629,930千円、セグメント利益は67,918千円となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ488,066千円増加し、3,295,263千円となりました。その主な要因は、売掛金が97,921千円、短期貸付金が120,000千円、ソフトウエア仮勘定が124,485千円、投資有価証券が99,980千円増加したためであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ287,473千円増加し、1,890,167千円となりました。その主な要因は、未払消費税等が53,015千円、短期借入金が230,000円それぞれ減少したものの、未払金が48,705千円、1年内返済予定の長期借入金が99,996千円、長期借入金が368,308千円それぞれ増加したためであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ200,592千円増加し、1,405,095千円となりました。その主な要因は、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ10,540千円、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が162,375千円増加したためであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等の重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
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