【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第3四半期累計期間(2022年11月21日~2023年8月20日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴う経済活動の正常化により、インバウンドの復調や、個人消費・設備投資に持ち直しの動きがみられました。しかしながら、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や円安に起因する原材料・エネルギー価格の高騰及び賃上げ等による物価上昇、さらには、世界的な金融引き締めによる世界経済の下振れ等が、わが国経済の景気を下押しするリスクは依然として高く、先行き不透明な状況が続きました。当住宅関連業界におきましては、物価高や建築資材価格の高騰に伴う住宅価格の上昇から、住宅取得マインドの低下が懸念され、当社の主たる市場である持家及び戸建分譲住宅の新設住宅着工戸数は前年同月に比べて減少傾向が続くなど厳しい事業環境となりました。また、住宅ローン変動金利は低水準を維持しているものの、今後の動向については注視していく必要があります。このような状況のもと、当社は、環境や省エネ・創エネに配慮した住宅設備機器の拡販や当社の強みである施工力を非住宅分野への切り口として生かすことにより、既存取引先との関係強化と新規取引先の開拓を図り、売上高の拡大に努めてまいりました。また、当社オリジナル商品については、工期の短縮化が可能かつ廃材処理は梱包材のみとなる商品や、SIAA認証を受けた抗菌・抗ウイルス加工を表面に施したフローリングなど、施工現場での職人不足・環境問題の解消や感染症の蔓延を期に醸成された「より安心できる暮らしの実現」への期待に寄与する商品の開発・販売に努めました。さらに、一般ユーザーの皆様に当社への関心をより高めていただけるよう、インスタグラムの開設やスプロートユニバーサルシリーズのウェブサイトのリニューアルなど、時代の変化に即したリブランディングを図ってまいりました。これらの販売施策とあわせて、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などを活用し、業務のさらなる効率化を行い、業績の向上に努めてまいりました。その結果、当第3四半期累計期間の売上高につきましては、459億67百万円(前年同四半期は451億10百万円)となり、営業利益につきましては、6億92百万円(前年同四半期は5億99百万円)、経常利益につきましては、8億44百万円(前年同四半期は7億32百万円)、四半期純利益につきましては、5億89百万円(前年同四半期は4億68百万円)となりました。
また、当第3四半期会計期間における財政状態の概況は次のとおりであります。(資産)当第3四半期会計期間末における資産は、前事業年度末に比べて12億57百万円減少し、274億40百万円となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産11億円及び現金及び預金3億26百万円の減少によるものです。(負債)当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べて15億77百万円減少し、143億3百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金20億54百万円の減少に対し電子記録債務7億54百万円の増加によるものです。(純資産)当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べて3億20百万円増加し、131億36百万円となりました。これは主に、利益剰余金3億67百万円の増加によるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期累計期間において、当社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動特記事項はありません。
